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Nichibei×保育バンク!

子どもと暮らす環境に適した、自然の光や風を感じる「ウッドブラインド」

子どもたちが多くの時間を過ごす保育園。保育における生活環境は、子どもの成長を支える重要な要素です。今回訪れたのは、のびのびとした”木の空間”が印象的な「読売ランド前どろんこ保育園」の園舎。子どもと過ごす環境に木を取り入れる理由、木造や木質空間の可能性を取材しました。

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「にんげん力を育てる」保育環境とは

どろんこ会の園舎を設計することになったきっかけや、保育環境へのこだわりなどをお聞きました。

房前寿明さん

ユニップデザインはどろんこ保育園で3年連続グッドデザイン賞を受賞。
保育所をはじめ児童福祉施設等を主軸に、住宅、ホテル、店舗など幅広く設計を行っています。

房前さん

出会いは5~6年ほど前。当時どろんこ保育園の内装を担当していたインテリアデザイナーさんにお声がけいただいて、設計を手がけることになりました。

保育園は子どもの原体験をつくる場所。
建築計画は「保育園は大きな家である」という、どろんこ会さんの考えに基づき設計されています。

房前さん

どろんこ保育園は異年齢保育なので、さまざまな年齢の子が自由に行き来できるような、回遊性のある空間構造にしました。

子どもたちが過ごす環境は、大人目線の合理的な空間ではなく、子どもたちが遊び方や過ごし方を自分で創意工夫できるような、シンプルで余白ある空間が理想と考えています。

保育園の内装模型

園舎はできるだけ自然になじむ素材で

木造や木質空間へのこだわりも、子ども環境に対する設計の配慮。

房前さん

断熱性に優れ衝撃を吸収してくれる木材は、見た目にも落ち着きやあたたかみがあり、子どもが過ごす空間に適しています。

同じ木でも種類や加工によって、堅いものや柔らかいもの、ツルツルやザラザラなものなど風合いが異なるので、子どもたちが触れたときの、感覚の刺激にもつながりますよね。

本物の木は、使っていくうちに木目や色味が味わい深く”経年優化”していき、これも自然素材ならではの魅力です。

古民家風の趣きある木造園舎。天井や床、壁、縁側にも、ふんだんに木が使われています。窓からはたっぷり光がふりそそぎ、見るとウッドブラインドが使われていました。

光や風を取り込みながらプライバシーを守る「ウッドブラインド」

どろんこ保育園では多くの園舎で、ブラインドと間仕切りの専門メーカー「ニチベイ」のウッドブラインドを採用しています。

房前さん

木造園舎に合わせてブラインドも自然素材のものにしようと思い、ニチベイさんのウッドブラインド「 クレール50」を選びました。

ウッドブラインド

季節や太陽の動きを感じる美しい陰影が印象的

ウッドブラインドを開けておいている様子

昼間は窓上にまとめ上げ、光をたっぷり取り入れて過ごします。操作コードは付属のクリップで束ねておけば安心

ウッドブラインドは、スラット(はね)の木目が美しく、部屋にやさしい雰囲気やぬくもりを与えてくれます。

房前さん

ウッドブラインドは無段階に光を調整できるので、外とのつながりを感じられるのがいいですね。

光や風を適度に通すようなつながりを残すことで、解放的な空間を演出できます。

房前さん

スラット(はね)の角度を調整することで、子どもたちからは空が見えるけど外からは室内が見えないように、視線のコントロールもできますよね。

「読売ランド前どろんこ保育園」では、お着替えのときや、夏にウッドデッキでプールを使用する際に、ブラインドを目隠しとして活用しているそう。

ちょっと不便なくらいが、保育の可能性を広げる

房前さんが園舎を設計する上で重視しているのは、『安全面』『保育園のフィロソフィーやビジョン』『建物としての美しさ』。

たとえば「便利さ」という観点なら、木よりフローリングの床の方が保育士さんも掃除しやすいかもしれません。ブラインドも、もっと軽くて操作性に優れたものがあります。

でも、もしかすると、保育環境においては、あえて不便を選ぶことによって広がる可能性があるのかもしれません。

房前さん

もちろん安全確保は大前提ですが、子どもが自分たちで主体性を持って工夫できる余地を取り入れるのも大切ですよね。

保育園のウッドブラインド

ニチベイのウッドブラインドは、エイジング加工したもの、軽さとリーズナブルな価格を実現した桐材、エコロジーな竹材など、自然素材を使ったスラット(はね)のラインアップが豊富。

スラット(はね)ボトムレール端部を丸くする加工を施すことで、安全性の高いブラインドへアップグレードすることも可能です。(オプション対応、対応スラット制限あり)

ブラインドは保育環境を構成する重要な要素

スタッフルームにウッドブラインドを採用している様子

スタッフルームでも園舎と同じウッドブラインドを採用

光や風をコントロールし外と内を緩やかにつなげてくれるブラインドは、保育環境において重要な要素。面積が大きい分、保育空間全体の印象を左右します。また、ブラインドには、光の調節だけでなく、プライバシーや省エネ対策としての役割も。
子どもが健やかに育つ環境づくりのために、ぜひ検討してみてくださいね。

ニチベイのサイトでブラインドやスクリーンをチェック!

「安心・安全」と「デザイン性」を両立。スマートコード式

保育施設や子育て世帯にぜひおすすめしたいのが、安全性・操作性・デザイン性に優れたスマートコード式。
ニチベイのウッドブラインドやロールスクリーンなど、さまざまなブラインドに搭載されています。

スマートコード式のウッドブラインド

ニチベイのスマートコード式搭載商品は、「子どもが安全に暮らす」「子どもが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」目的を満たす商品として、キッズデザイン賞を受賞しています。

キッズデザイン賞イメージ図

操作コードがループ状ではなく1本のため、コードが子どもの体に絡まる心配がなく、安心です。昇降・調光を軽快に操作することができます。

スマートコード式搭載商品をチェック!

保育施設の事例を見てきましたが、ブラインドのメリットは一般住宅でも共通です。素材、機能、デザイン...ブラインドやスクリーンにはさまざまな種類があります。
インテリアテイストや窓の用途に合わせ、窓まわりを見直してみてはいかがでしょうか?

子どもの安全・安心で選ぶロールスクリーン。操作性よりもスマートに

※この記事は「保育士バンク!」に掲載された記事を再編集したものです。