業務内容

ニチベイの事業内容や部門をご紹介します。

ニチベイの事業概要

ホームユース

お客さま一人ひとりのライフスタイルに対応

窓まわりから間仕切に至る豊富な商品ラインアップで、新築からリフォームまで、空間・人・モノが調和するようにコーディネート。お客さまに積極的に暮らしをエンジョイしていただくためのご提案を続けていきます。

コントラクトユース

先進の技術で快適な空間と環境を創造

オフィスビルや公共施設、店舗などに、空間の様々な用途・目的に適応する多彩な商品をご提供。窓まわりだけでなく、人へのやさしさを踏まえた「環境をトータルに考えた空間」の創造を推進していきます。

業務部門

  • 営業部門
  • 開発部門
  • 生産部門
  • 品質部門
  • 管理部門

顧客第一

お客さまの幸せや快適さをニチベイ商品で叶えるために

ニチベイ営業スタッフは、お客さまとコミュニケーションをとり、提示される条件から最適な空間を創る商品提案を行うプロフェッショナルです。コントラクトユースでは、どの様な商品で環境条件を整えれば安心で快適なビルコンセプトに沿った空間を創れるのか。ホームユースでは、インテリア空間に合わせ、お客さまのニーズを満たす商品はどのようなものなのかなどをご提案し、幅広い商品知識をもってお客さまの期待に応えます。

足と実績で築いてきた信頼関係。
常に期待に応えるパートナーとして

ニチベイは営業活動の基本を営業スタッフのフットワークに置き、創業以来一貫して「地域密着」「地域に根を生やした営業活動」を続けています。ニチベイの営業拠点は全国約70か所。これもお客さまとの密接な信頼関係を築くという姿勢をニチベイが大切にしていることを表しているかもしれません。

人と自然の関わり方が変化している中、快適な生活環境を創るために、住空間やオフィス、公共の空間に必要とされるものも変化しており、意匠性はもちろん、新しく高い機能をもつ窓まわり商品が求められるようになりました。美しさと高い機能を兼ね備えた商品のご提案。そしてより多彩なお客さまのニーズを素早く汲み上げ、価値あるご提案をきめ細やかに行い、期待にお応えする。それは地域に根付き、お客さまとの信頼関係を築き上げ続けてきたからこそできることだと考えます。

このニチベイの顧客第一の姿勢はこれからも変わることはないでしょう。
常に期待に応える身近なパートナーとしてニチベイの営業スタッフはお客さまとともに歩んでいきます。

創意工夫

窓辺に新しい快適さを、その挑戦はニチベイの責任

窓まわりの快適さは、さまざまなライフスタイルやセンスに応じて、ひとりひとり異なることでしょう。ニチベイは、大規模なビルや公共施設、オフィスから住宅まで、多様なニーズを先取りし、着実に具現化してきました。これまでリリースした商品を通じて高い評価をいただいてきましたことは、快適さを創造する企業の誇りであり、将来への責任となっています。

「商品企画」の思いを、「商品開発」が具現化する

開発部門には、「商品企画」と「商品開発」の二本の柱があります。「商品企画」は、ユーザーやマーケットのニーズを読み取り、地球環境、市場動向にマッチした商品を企画・立案します。具体的には、新商品やモデルチェンジのコンセプトづくりから商品イメージまでを担当。前線の営業スタッフや国内外の素材メーカーと密に連携しながら、トレンドを踏まえた新しい快適さ、新しい価値、理想のカタチを追求します。

「商品開発」は、「商品企画」のコンセプトを受けて、技術的な創造性を発揮し、設計と試作を繰り返しながら理想を具現化します。たとえば、「スマートコード式」のロールスクリーンは、操作コードを1本にした商品。これによりループ状のコードが子どもの身体に絡まってしまう事故を防ぎ、安全性を大きく向上させました。また、立ったまま片手で操作できるので、高齢者の身体負荷も低減。安心安全で誰もが使いやすい商品を提供したいという「商品企画」の強い思いと、「商品開発」の長年培ってきた高い技術力と創造性が結実した商品の一例です。このように「商品企画」と「商品開発」は、暮らしの価値観の変化、高度化するお客さまニーズの変化に対応すべく、チャレンジを続けています。その延長で、地球環境、健康、高齢化、省エネルギーへの貢献にもつなげていきます。

ニチベイはインテリアメーカーとして、時代のニーズをいち早く察知し、時代を先取りした商品を開発してきました。例えば、インテリア性を高めた「ウッドブラインド」や「調光ロールスクリーン」、省エネルギー性では断熱性に優れた「ハニカムスクリーン」などファブリック商品の遮熱生地開発などがその代表例です。

お客さまの価値観はますます多様化し、インテリア空間に対する要求事項の細分化・高度化は留まることがありません。商品の基本機能とインテリア性という本質部分には、より高いクオリティが求められ、さらに、地球環境や省エネルギー、健康で快適な生活、高齢化社会に対する配慮までもが要求されています。多様化するニーズに絶え間なく挑戦し続けるため、私たちは誇りと責任を胸に、窓辺の新しい価値を創造していきます。

品質主義

機能も意匠も、求める高みを商品として実現する技術

生産部門は、ニチベイのものづくりの根幹を担う部門です。商品を安定供給するため、生産技術の開発・改善、また、生産体制の整備に取り組んでいます。窓まわりの商品は、お客さまの生活の中で、安心と安全を提供するのはもちろん、時間と空間を快適に演出するものでもあります。その意匠や素材など、細部に至るこだわりは、ニチベイの技術の結晶です。そのままではただの素材、まだ理想を描いただけのものを、最後は商品として実現させる技術が、ニチベイにはあります。

お客さまの一番近くできめ細やかに、それがニチベイのものづくり

ニチベイの技術は、お客さまの満足を形にし、想像を超える感動を生むためにあります。それが実現できる理由のひとつは、全国各地に生産拠点を配する「分散工場体制」です。物流が発達した現在、それぞれ役割を特化し、部品や商品を回転させたほうが、効率的だという考え方もあるでしょう。しかし、ニチベイはあえて、集約型ではなく、分散工場体制にこだわります。というのも、窓まわり商品は規格品ではなく、採寸から始めるオーダーメイド。分散工場体制なら、お客さまに一番近いところで一貫した生産体制で臨めるからです。これにより、スピーディかつ細やかなものづくりでお客さまのニーズに応えています。

2つ目は、部署連携による技術革新です。ニチベイ商品のトータル・クオリティを担保する品質本部と連携し、あるべきニチベイ品質を目指し、新たな生産方法や商品の改善を追求し続けています。また、開発部門が新たな機構や企画を生み出すたび、実際にラインに乗せて生産できるよう技術開発を続けています。

3つ目は、「工場そのものの品質」です。ニチベイは1999年1月に、早くも品質管理体制のグローバルスタンダードである「ISO9001」の認証を取得。2000年6月には、「ISO14001」の認証を取得しました。

「ISO14001」は、作り出される商品はもちろんのこと、工場そのものが環境に配慮した生産システムかどうかを認証するもの。生産の工程で必要な薬品等の見直しから、材料に戻せるものは戻し、燃料として活用できるものは活用するといった一連の取り組みは高い評価を得て、現在に至ってはゼロエミッションを実現しています。

今後は、さらに活動を発展させ「環境、健康、高齢化社会、省資源、リサイクルに配慮した商品のものづくり、生産革新」を目指し、技術力の高度化に努めます。

環境に配慮し、工場緑化も継続的に取り組む

ニチベイの生産本部(相模工場)は、約40%もの緑化率を達成しています。工場緑化は、周辺環境への配慮と地域社会との共生を実現するための大切な活動です。これからもニチベイは、工場緑化に積極的に取り組んでいきます。

顧客視点

ニチベイ品質は常にお客さまの要求品質の上を目指す

品質部門は、自社商品を安心してお使いいただけるよう、製造した商品の品質を確認および、販売後の品質を保証することでお客さまの信頼を獲得し、企業としての存在価値と社会的責任を果たしていきます。さらにクレーム情報やお客さまからのご意見を真摯に受け止め、今後の品質改善に役立てていきます。そのため、商品の企画・開発の段階から、設計、製造、出荷、販売、施工のすべての工程で品質にかかわる取り組みを行っています。

『品質向上』と『アフターケア』、2つのチームが補完し合う

品質部門は、2つのチームで構成されています。ひとつは、社内外の情報を収集し品質を維持・向上するための計画を立案して実行するチームです。商品の取り扱い方や設置環境、また、時代の変化によってさまざまな課題が出てきますが、それらひとつひとつの情報を体系化し計画的に品質向上に取り組んでいます。

もうひとつは、お客さまの困りごとやご相談に即応するチームです。拠点は生産本部内としておりますが、東京に専任部隊を配置して、3現主義(“現場”“現物”“現実”)をモットーに全国どこにでも迅速に対応できる体制を整備しています。品質部門の担当者が直接伺うことでスピーディな対応を可能としており、お客さまの声を次世代の商品開発に活かす活動も行っています。

ニチベイの品質は「計画的な施策で品質向上を実現する」チームと、「お客さまをサポートする」ふたつのチームが補完、融合することで顧客満足度の高い商品を提供しています。

進化し続けるニチベイ商品へ

窓まわり商品や間仕切り商品は、インテリア空間に存在することで、はじめて活かされます。そのインテリア空間が日々進化を遂げていく中で、ニチベイ商品もそれに合わせて進化を遂げていく必要があります。時代は常に前に進んでおり、立ち止まるのは後退と同じこと。

私たちは前進し続けなければなりません。そして、品質部門が掲げた目標に向けて商品も技術も進化していきます。ニチベイの揺るぎない品質を目指し顧客の信頼を得る、このけん引役が私たち品質部門の使命だと考えています。

すべてはお客さまへのおもてなしの心

最も重要なのが志です。日常のどのような場面でも「お客さまに安心して商品を選んでいただき、安心してお使いいただくために」をニチベイグループとサプライヤーも含む関係企業の全従業員が常に考えて行動する志を育てることが、品質部門の最も重要な役割だと考えています。

信頼発展

各部門の活動を縁の下から支え企業そのものの信頼性を向上

建築物は、高層を目指すほどに、基礎・土台の強度が問われるという。企業もまた、同じではないでしょうか。ニチベイの管理部門は、営業・開発・生産・品質部門がその機能を充分に発揮できるように、各部門を支える強固な基盤。人材から情報までの経営資源を活かし、企業の存続目的をより明確にするための欠かせない力です。

社会的に信頼される企業となるために。より高いお客さまの満足を目指す総合力で──。
Creation of Human Space.

管理部門は「信頼発展」の礎となって、企業の存在そのものを支えています。

歴史を重ねてなお斬新、そんな評価をいただくために。

企業の潤滑油、活性剤であると同時に、適切なリスク管理と経営情報を提供していくこと。ニチベイの管理部門は大切な経営資源を管理、有効活用し、円滑な企業活動をサポートします。

併せて、IT化推進の所管部門として安定した業務遂行の支援と効率化に努めています。ニチベイの特長である「オーダーメイドなのに短納期、しかも明確な期日指定」を可能にしたのが、独自の受発注システムです。受注から生産、そして納品までの一連の流れを管理するこのシステムは、品質の高い商品をスピーディーにお客さまへお届けすることを実現しています。

システムは物理的な障害や災害に備えリスクを分散、加えてセキュリティに関しても万全を期しています。 このように、最前線の営業スタッフや生産現場を支援し、お客さまの信頼につなげるシステムの構築・運用・管理も、管理部門が掲げる「信頼発展」を表現した一つです。

各部門のあらたなチャレンジを強力にバックアップしていくこと。
管理部門はこれまで以上に、ニチベイが一企業として信頼をいただけるようにマネジメントのクオリティを高めていきます。