生産本部のSDGs

生産本部のSDGs

ニチベイの主力商品を生産する「生産本部」では、設立当時から掲げる「人と環境の美しい調和」のもと、生産工程で排出されるCO2の削減活動や工場内の緑化活動などに積極的に取り組んでいます。

生産本部の主な取り組み

人と環境に
やさしい工場を目指して

「生産本部」は、設立当時から「人間と環境の美しい調和」を目指しており、各工程における環境配慮のほか、緑地の手入れも社員自ら行っています。

2021年には、国内窓まわりインテリアメーカーとして初となる FSC®森林認証を取得し、 認証マーク付きのブラインドを製造することが可能になりました。
(※FSC®森林認証は責任ある森林管運を図るための国際基準です。 )

FSC®森林認証

2021年11月 取得
ライセンス番号:FSC®-Cl71467

「ISO14001」認証

2000年6月 取得

神奈川県緑化モデル工場認定

1995年 財団法人日本緑化センター会長賞受賞
2001年 関東経済産業局長賞
2005年 緑化優良工場経済産業大臣賞

高松宮両殿下ご来工(記念植樹) 1970年

高松宮殿下が松を御手植え

高松宮両殿下ご来工(記念植樹) 1970年

高松宮妃殿下が椿を御手植え

工場の緑化活動

ニチベイ生産本部が建設される前、この場所は飛行場跡の畑でした。
生産本部建設にあたっては、敷地の約4割を緑地にすることを目指し、大きな瓢箪の形の池を作り、同時に合計600本以上の木々を植林しています。現在は高木が多く、より深い緑を携えています。

工場の全景。工場敷地約8万㎡のうち、4割近くが緑地です。

シンボルツリー「やまもも」の木を始め、様々な木々が植えられています。

大きな瓢箪の形の池には、鴨が集まります。

春には、2種類の桜が咲きます。

生産工程での環境配慮

窓の形や大きさにより、ブラインドの大きさも異なります。高品質な製品を各オーダーどおりのサイズに仕上げるために、組立作業や品質検査の多くは手作業で行っています。生産本部では、生産から廃棄まで、さまざまな工程で環境に配慮した活動を展開しています。

熱回収式コンプレッサ

本来捨てられる排熱の回収を行い、温水を取り出し利用ができる熱回収式で、温水はボイラーシステムに有効に使用します。

リペレット機

射出成型時に発生するスプルー、ランナーなどのロスについて、社内にて加熱溶融加工して再ペレット材料として再利用する目的で、リペレット機を使用しています。

生産設備開発

工場内専用の生産設備を社内で開発

リサイクルステーション運用(60種類のゴミ集約)

構内の60種類の分別ゴミを集約し、業者によりリサイクル

排水処理(樹脂加工、塗装工程)処理後排水

作業工程にて使用した水を浄化処理して下水道へ

使用済シンナーの再利用

塗装工程にて希釈用等に使用したシンナーの処理を行い洗浄用として再利用

射出成型品の再生材利用

構内射出成型生産時に特定の成型品について再生材を利用

構内銀杏の葉、剪定枝・竹の再利用

銀杏の葉は構内で堆肥化し記念樹他に散布。剪定枝・竹は専用機でチップ化して散布

ゴミ分別(ゼロエミッション継続)

2002年4月 ゼロエミッション達成

使用電力量とCO2排出量

使用電力量とCO2排出量

CO2削減省エネ活動(電力、ガス、灯油)

年間目標を定め、昼休み消灯、ピーク時のエアコン運転調整、暖房器具使用基準制定他、省エネ活動を展開、毎月の電力使用量他について「構内省エネ会議」にて報告・周知

誰もが働きやすい環境づくり

従業員および協力会社が参加する職場単位での業務改善活動、個人単位での改善提案制度など、効果に応じ表彰及び賞金が授与される制度を設けています。

表彰制度

他の模範となるような成績達成により表彰及び賞金が授与

改善提案制度

自身の業務改善を行い、改善内容を報告、上司が評価した内容に準じて報奨金が授与

優秀作業者表彰制度

特に品質に貢献したと認められる作業者に「優秀作業者バッジ」を授与する制度

優秀作業者バッジ

優秀作業者選出回数が増えるごとに星の数も増加。最高ランクは五つ星

障害者雇用

グループ会社のNBH社にて障害者を雇用(12名/2021年2月現在)

障害者施設への業務委託

ランナーカット他、作業を委託

地域コミュニケーション活動・社会貢献活動

業界関係をはじめ、近隣行政関係の環境管理活動視察等の工場案内の受入、地域中・高校生の就労体験学習の受入も行っています。

工場見学者に対する環境管理活動内容説明(取引先関係)

年間300名以上の見学者に対し環境管理活動内容を説明

環境管理活動視察等の工場見学受入れ(一般事業所)

環境管理活動の見学をメインとした工場見学対応

構内でのお花見開催

従業員及びその家族を対象に4月の日曜日にお花見会を開催

工場外周の雑草、落ち葉清掃、ゴミ回収

年に数回雑草、落葉清掃実施、毎月ゴミ回収

ペットボトルキャップ取集(ワクチン提供)

内陸工業団地組合を窓口にペットボトルのキャップを樹脂メーカーに売却し、売却益で発展途上国の子供たちの予防接種を行う※キャップ600個で、20円のポリオワクチン1個分

SDGsへの主な取り組み