ドラマ「クロサギ」
ストーリー
15歳の時、詐欺被害に遭った父が起こした事件をきっかけに家族を失った黒崎は、詐欺師への復讐を決意し、「クロサギ」という生き方を選ぶ。黒崎がターゲットとするのは、父を陥れた詐欺師と同じ、人を騙して金銭を奪うプロの詐欺師「シロサギ」。過去の経験から法律は人を守ってくれないと考える黒崎は、その怒りを原動力にいつかは父を騙した詐欺師「御木本(みきもと)」にたどり着くべく、「この世のシロサギを全部喰ってやる」と心に決め、生きる目的としている。社会の歪みと共に次々と生まれている「詐欺」。普通に生きているだけで、誰もが簡単に被害者にも加害者にもなってしまう現代社会の中で、「クロサギ」はどのように詐欺師と対峙していくのか――。