ドラマ「集団左遷」
ストーリー
主人公の銀行員・片岡洋は、理不尽なことだと分かっていても、飲み込んで、我慢して、「会社で生き残るためだ」そう考えている “the サラリーマン”。
だが、部下や仲間の頑張りにほだされてしまう情に熱い男でもある。
片岡はある日、50歳を目前にして支店長への昇任人事を受ける。
その喜びもつかの間、赴任先は廃店が決定している「蒲田支店」だった。
上層部からは、「廃店が決まっているので頑張らなくて大丈夫です。無事廃店の際には本部に戻し優遇いたします」という特例を受ける。
人生で初めて「頑張るな」と言われ片岡は困惑する。
しかし、廃店になることなど知らない支店員たちを前に「頑張らなくてもいいよ」とも言えず、自分の立ち位置に葛藤し、部下たちの頑張りを目の当たりにし、「このままでいいのか」と思い悩んでいく。
片岡はドラマの主人公としては決して強くない、自分の立ち位置や見え方なども気にする年齢の、どこにでもいるような50手前の「普通」のサラリーマンなのだ。
負け犬になりそうなサラリーマン達は大逆転できるのか!?