デザイン性と快適性を兼ね備えたホテル

「プルマン東京田町」は「歌舞く」がテーマの一つ。着物の柄・簪(かんざし)からインスピレーションを得たスタイリッシュなデザインの館内は、パブリックスペースやバーなど至るところでモダンアートを楽しむことができる。

静謐な空間を邪魔しないユーザビリティ

街側の客室はJRの線路に近く、隣接する高いビルなどの遮蔽物がない。それゆえ、ベッドルームの大きく取られた窓の向こうには、シースルーのシェード越しに、思いがけず東京の青い空が広く望める。窓辺に立つと、眼下には新幹線や在来線など、何本もの列車が行き交っているのを目にすることができる。客室は3〜8階に位置し、高層階ではないのにも関わらず、客室内の静かなことにも驚かされた。

デラックススイートのベッドルームにはニチベイの電動ロールスクリーンとシェードを採用。静謐な空間を邪魔しないユーザビリティも秀逸だ。
ベッドサイドのスイッチで開閉操作ができ、シンプルかつモダンな印象のシャープスタイルのシェードを降ろしてみると、都会の景色がほんのり透け、閉塞感のないプライベート空間に早変わりする。
遮光のロールスクリーンは左右のガイドレールで遮光性を高めた構造で、時間を問わず都会の光に少しも邪魔されることなく眠ることができる。