
水面を纏うような幻想的な演出から一変
光を隔絶するロールスクリーンが確かな良眠を誘う
地上100mを超える最上階に位置するスイート「THE GATE」のキングタイプ。紺碧のグラデーションカーテンで部屋を四方から包み込み、幻想的な空間を創出。客室の天井に備えた人感センサーがゲストの歩みに寄り添い、扉からリビング、寝室へと進むたび空間を仕切るカーテンが自動で開き、特別なひとときへゲストを誘う
大阪の繁華街・心斎橋エリアの新たなランドマークとして注目を集める「クオーツ心斎橋」の高層階(16~28階)に、「ザ・ゲートホテル大阪byHULIC」が2026年6月15日に開業した。
大阪メトロ「心斎橋駅」から直結、徒歩約1分でアクセスできるという好立地。地下、あるいは1階からシャトルエレベーターで26階へ。到着したロビーフロアは地上100メートルを超える高さを誇り、天井高約5メートルという開放感あふれる空間が、滞在への期待値を高めていく。水都・大阪のゆらめきをイメージした雲形のソファや、シャンデリアが配され、寛げる雰囲気。広い窓の向こうには遮るものがなく、眼下には大阪の街並みが広がっている。
シャトルエレベーターを降りたゲストを迎え入れるレセプションは、朝の光や夕暮れのグラデーション、夜景へと表情を変えるパノラマビューの眺望。窓辺のローマンシェードが高層階の強い陽射しを抑え、快適なホスピタリティ空間を提供する
しばし眺めを堪能したらエレベーターを乗り換えて客室へと向かう。全223室のうち、2室のみのスイートルームは、客室フロア最上階(25階)に位置している。「THE GATE(キング)」は、リビングの全面が美しいグラデーション生地のカーテンに囲まれたコクーン(繭)のような空間。こちらも水面のゆらめきと、街の艶やかな光を融合させた空間演出により、シンプルながらも幻想的な印象に。リビングやベッドルームに足を踏み入れようとすると人感センサーが働き、カーテンが自動で優雅に開閉する。なお、キッチンカウンターなどもカーテンで隠され、日常を忘れさせてくれる。
カーテンの奥にある電動ロールスクリーンを上げるとTVモニターが現れる。クロスと同系色のスクリーンがシームレスな一体感を生み出し、モニターを使わない時は心ゆくまで寛ぎを堪能できる
客室のキッチンカウンターはスイッチひとつで開閉するカーテンの背後に美しく隠れ、使わないときはひそやかに存在感を消して優雅で洗練された空間を際立たせる
滞在をさらに高めてくれるのが、最上階28階にある、ルーフトップバー&ラウンジ「PEAKS」。御堂筋を見下ろすルーフトップバーは、大阪の空と街が溶け合う都会のオアシス。煌めく夜景とともにカクテルを堪能できる。
大阪随一の天空の遊び場をコンセプトにし、アフタヌーンティー、ハイティー、バータイムと一日を通じ多彩なシーンを提供するルーフトップバー「PEAKS」。大開口の窓に上質で艶のある生地のローマンシェードを採用し、高層階の厳しい陽光をやわらげ、移ろう時間を心地よく演出
「PEAKS」のボックスシートにゆったりと腰掛け、厳選されたお酒を味わう。地上約120mから見渡す大阪の街の煌めきに包まれながら、特別なひとときを過ごす
水辺の記憶を想起させる柔らかな灯りと、街路の賑わいを映す落ち着いたインテリアに包まれながら、朝から夜まで一日のリズムに寄り添う多彩なメニューを提供する「AnchorOsaka」。大開口窓のシェードは壁面ごとに一斉リモコン操作ができ、日の出から夜景まで時間に合わせて移ろい行く景色を存存分に楽しめる
ソファー席でゆったりくつろげる宿泊所専用の「GATE Lounge」。和食前の朝、小菓子と楽しむティータイム、夜景を望むバータイムとゲストの滞在距離を彩る
大阪の夜を堪能した後に客室に戻れば、カーテンの向こうに御堂筋の灯りを感じながらリラックスしたひと時が過ごせる。電動ロールスクリーンを降ろせば、光とは隔絶され、良質な眠りへと導かれる。
寝室の窓辺には電動ロールスクリーンと電動カーテンを採用。生地のサイドと下部からの光漏れを防ぐガイドレール仕様の遮光ロールスクリーンが、ゲストのプライベートな時間を守り、深い安らぎへ導く
洗面所の電動ローマンシェードは、壁面スイッチで手軽に調光が可能。ゲストのプライバシーをスマートに守りつつ、シェードを空けて自然光を取り入れれば、朝の身支度をさわやかで心地よい時間に
※この記事は、「月刊ホテルレストラン」2026年9月15日号(No.33)に掲載された原稿を再構成したものです。















