
「星のや東京」が掲げる日本文化・おもてなし空間を
電動ロールスクリーンで演出する

新しい日本の文化を体感できる空間
ランドスケープから外観のデザイン、館内のすべてに “日本の佳(よ)いもの” を集積し、新しい日本の文化を体感できる空間を作り出したという「星のや東京」。そんな研ぎ澄まされた世界観の演出に、意匠性、機能性、さらにユーザビリティーを確保したニチベイの電動ロールスクリーンが採用されている。
和の空間美を損なわず快適性を高める
すべての客室に電動ロールスクリーンを採用。ゲストはベッドに居ながら、ボタンひとつで室内全てのロールスクリーンを一斉に操作可能。障子の裏側に電動ロールスクリーンを納めたことで、 和の空間美を損なうことなく滞在時の快適性を高めている。

より高いレベルの遮光を実現

全客室と講堂にしつらえた電動ロールスクリーンは、手前と奥にオフセットして配置。隣り合う生地をオーバーラップ(約15cm)させることにより、専用のガイドレールなどを設けなくても遮光性を確保できた。建築工事の段階から用意された遮光用の “見切り” と相まって、より高いレベルの遮光を実現できた。
さらに隣り合う生地は逆向きに巻くことによって、生地と生地の隙間はより小さくなり、光漏れを抑制している。


ニチベイではこれまでも施設側の描く世界観の実現に、持ち前の技術力と応用力を駆使して、そのリクエストに応えてきた。今回、星野リゾートが打ち出す塔の日本旅館「星のや東京」でも、同社が描く理想の姿の体現を支えている。

※この記事は、「週刊ホテルレストラン」第51巻30号に掲載された原稿を再構成したものです。