2016 ニチベイ デコブラインド コンペティション

ニチベイ デコブラインド
コンペティションとは?

ニチベイが産学協同で取り組んでいる「ニチベイ デコブラインド コンペティション」は、インテリア業界の発展、そして、業界で将来の活躍を期待される学生にブラインドの魅力、可能性を感じてもらいたいとの願いを込めて開催しております。
参加者が挑戦するのは、ブラインドに装飾を施してオリジナルのブラインドをつくる“デコブラインド”。これは、ニチベイが提案する新しいインテリアの楽しみ方でもあります。コンペティションでは「私の部屋のデコブラインドデザイン」をテーマに、自分の部屋や自宅の窓に似合うオリジナルのデコブラインドを制作課題として作り上げ、そのデザインを競いました。

今年は2つの大学でそれぞれコンペティションを実施!

  • 東京家政学院大学のみなさん
  • 文化学園大学のみなさん

3年次にインテリアを学ぶ東京家政学院大学では、「現代家政学科」の学生のみなさん18名が、文化学園大学では「インテリアデザインコース」を専攻する学生のみなさん39名が各コンペティションに参加。これまでの学びや経験、自分の思いを“デコブラインド”に注ぎ込み、多くの素晴らしい作品が誕生しました。

コンペティションの流れ

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コンペティションは、「デコブラインド演習」からスタート。弊社より各大学へ伺い、ブラインドの種類や特徴といった基礎知識、インテリアとしてのブラインドの楽しみ方などの講義、デコレーション体験などを経て、制作に入っていただきました。

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各大学での作品発表会

作品コンセプトやデザイン案、制作過程などと共に、完成したデコブラインドの写真をスライドで紹介しながら、ひとりひとり想いを込めてプレゼンテーション。学生の皆さんが制作を通じて感じたブラインドの魅力、周りの反響なども興味深いものでした。

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ニチベイ社員など、インテリア業界で活躍するプロフェッショナルが審査員。参加者と質疑応答を行いながら、作品の魅力的な部分、さらに工夫を加えるとよい部分などをお伝えしました。学生の皆さんの真剣なまなざし、自由な発想は我々にとっても刺激的です。

最終結果はこちら

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力作ぞろいで、審査は難航しました。空間全体をとらえ、“インテリアとしてのブラインド”をうまく取り入れた作品という視点で、厳正なる審査を実施。それぞれに個性を持った最優秀作品、優秀作品がそれぞれの大学ごとに選ばれました。

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  • ブラインドを取り付けたことで、うまく光を調節できるようになり、部屋全体の雰囲気が大きく変わりました。(東京家政学院大学/女性)

  • 夜、ブラインドにライトを当てるようなデザインを考えたのですが、昼と夜とでインテリアの表情が変わり、とても面白いなと感じました。(文化学園大学/女性)

  • 部屋の雰囲気が変わったのと同時に、ブラインドだと羽根の傾きで部屋を隠しつつ、風を入れられるので、廊下側の窓のデメリットが解消できました。(文化学園大学/男性)

  • 部屋の雰囲気やレイアウトに合うか、光の調節が生活に役立つかなど、いろんな視点で考える大切さ、ブラインドの機能性を学ぶことができました。(文化学園大学/男性)

  • 制作を経て生徒が新しい自分の局面を見つけたり、新しい分野に興味を持ったりできる、素晴らしい機会をいただきました。今後、ブラインドはもっといろいろな発想のきっかけにできそうだと、私自身も可能性を感じます。また、学生たちは制作技術を学ぶ以上に、いかに自分を素直に伝えるかを学べたのではないかと思っています。(東京家政学院大学 現代生活学部 現代家政学科 大宮司 勝弘 助教)

  • この経験を通じ、学生たちは空間においていかに窓、光の取り入れ方が重要かを理解できたのではないかと思います。制作自体ももちろん学びですが、産学連帯という取り組みの中で、プロの方々と触れ合わせていただけるのは、学生にとって非常に刺激的なこと。視野を広げ、将来の自分を想像する有意義な体験になったと感じています。(文化学園大学 造形学部 建築・インテリア学科 長山 洋子教授)

2016年で3年目を迎えた「ニチベイ ブラインド コンペティション」。ブラインドそのものの魅力や、インテリアとしての面白さ、可能性を感じていただけたことをとても嬉しく思います。同時に、学生のみなさんが自分を表現すること、人に伝えることにおいても、たくさんのことを学べたという声を聞き、それも本コンペティションの大きな意義と感じております。ニチベイでは、今後も新たなブラインドの可能性、次世代への育成に力を入れ、産学連携の取り組みを続けてまいります。