営業本部 間仕切統括部
間仕切営業所 営業課
南 遼
ニチベイは「ブラインド」のイメージが強いかもしれません。そんな中で私は、オフィスビルを中心に、店舗、公共施設、ホテルなどで使われる間仕切り商品を販売する専門部隊に所属しています。
スチールパーティションやスライディングウォールといえば、間仕切り商品をイメージしやすいでしょうか。専門部隊は大きく新築と改修に分かれており、私は移転やレイアウト変更の案件を扱う改修を担当しています。営業先は、こうした案件をとりまとめている代理店さま。移転やレイアウト変更のプロジェクトが動く時に、ニチベイの商品を扱ってもらえるよう日々提案を重ねます。
そして、発注があった場合は、商品の手配から納品まで段取りを行う。それが、私たち間仕切営業の仕事です。
大学を卒業してパソコンの小売業を経験した後、キャリア採用でニチベイに入社しました。まったくの別の業界に身を置いていたわけですが、ブラインドや間仕切メーカーとして70年以上の歴史があり、業界で確かな実績を築いているところに惹かれ、転職を決意しました。
入社して驚いたのが、業界におけるニチベイの知名度の高さ。どこへ行っても、名乗る前から、「ニチベイさん」と親しみを込めて呼んでくださり、まったく初対面の対応ではありませんでした(笑)。おかげで、初めての転職、初めての業界で不安はあったのですが、すんなりと仕事に入っていくことができましたね。
もちろんそこに甘んじることなく、「ニチベイさん」から「南さん」と呼んでもらえるようになるためには自分次第ですが、「ニチベイの歴史と実績」を、身をもって感じた瞬間でした。
間仕切りは空間をつくっていくもの。設置するために、たとえば天井にあるものを移動したり、部屋の明るさが変わらないように注意したり、間仕切りが空間に与える影響に気を配らなければなりません。そのほか、防災対策やバリアフリー対応など、建物ごとのルールやニーズも考慮する必要があります。
だからこそ、求められることに対して的確に応えるのはもちろん、お客さまが気づかないようなことに気づいて、提案するようが大切だと思っています。また、外部の協力業者さまが多いのも、間仕切りの特徴の一つ。間仕切りを立てる際の職人さまをはじめ、商品を部屋に届ける荷揚げ業者さま、ガラスが入っている商品であればガラス屋さま…。これら全ての方のスケジュールを把握し、滞りなく納めるための「調整力」が求められます。
うまくいかないこともありますが、その分空間をつくっているという実感があり、できあがった時の達成感が大きいです。
たとえ同じ商品であっても納める先が違えば、空間に求められることが違います。そのたびに新しい経験があって驚きの連続ではありますが、少しずつお客さまへの提案力が身についてきたと実感しています。
こうした成長を支えてくれたのが、他ならぬ同じ部署の先輩たち。迷った時はよく相談するのですが、「こうすればお客さまが喜ぶはず」と、お客さま第一で考えて的確なアドバイスをくださるので、とても勉強になります。私も、先輩たちのように「お客さまのためにベストなこと」を考え、実践できる営業になりたいと考えています。
同時に後輩たちにも同じ経験を伝えていきたい。大げさな言い方をすれば「ニチベイの歴史と実績」を未来へつないでいくことが目標です。
私はニチベイに入社してよかったと思っています。ニチベイは本当に働きやすい会社です。繰り返しになりますが、取引先会社さまとの強固な関係が出来上がっていることが大きい。社内にも頼れる先輩が多くいます。
また最近では働き方改革という言葉がよく聞かれますが、ニチベイは経験を積めば、働き方も自身の裁量で柔軟に決められるようになります。もちろん商品の納期を守ることは大前提で結果もしっかり求められますが、だからこそ「やってやるぞ」という気持ちになりますね。
社内の研修制度も充実していているので、職位に応じてキャリアアップすることができますよ。このサイトを見て、一人でも多くの人がニチベイで働きたいと思ってもらえると嬉しいです。