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思いを『つなぐ』先輩たちのインタビュー

ブラインドづくりの
現場を支える
生産設備エンジニア。

生産本部
生産技術部 生産技術課

K.K

♯現在の仕事

「ニチベイブランド」を支える機能的な生産環境づくり。

商品の生産に必要な設備や治工具類の設計、導入、メンテナンスが私のおもな仕事です。
たとえば「手作業の工程に自動化設備を導入しよう」など、毎年生産設備の導入計画を話し合っており、決まった設備の導入にむけた調整を年間通して進めているほか、モデルチェンジなどで商品のつくり方が変わったときは、生産現場のレイアウトを考えたり、作業者一人一人にあわせた治工具を設計したりしています。生産設備が悪いと商品の品質や生産効率が落ち、結果的にはニチベイのブランド力低下につながってしまうので、私の仕事は重要なポジション。品質や生産効率への影響にはとくに気を使いながら、商品をつくる環境を整えています。

♯仕事のやりがい

つくり手に優しい生産環境で
良い商品を生み出す喜び。

生産技術課は生産本部(相模工場)にしかない部署なので、全国の分散工場から寄せられる要望を一手に引き受け、対応しています。同じ商品でも各分散工場によってつくり方や配置が少しだけ異なり、作業者の体格もバラバラ。1つ1つの要望に対してヒアリングは欠かせません。
とくに作業者の治工具類を改良するときは、他の工場で使っているものを試してもらい、大きさや使いやすさなどを細かくヒアリングしながら、その人に合わせて改良していきます。商品の品質や生産効率はもちろん重要なことですが、そればかり追求すれば作業者に大きな負担を強いることになりかねません。どれだけ工程が自動化しても、商品は必ず人の手を介してつくられているので、作業者にとってつくりやすい生産環境を整えることが、品質や生産効率のよい商品づくりにつながっていくのだと思います。そうした思いで改良した生産ラインや治工具が「使いやすくなった」と喜んでもらえたときが一番嬉しい瞬間です。

♯これからの目標

高品質なモノづくりを続けるために、
未来につながる生産設備を整える。

これまで大きな生産設備の導入を担当したことがありませんでしたが、今後は大掛かりな生産工程の自動化設備なども担当し、生産の効率化や品質向上に貢献していければと考えています。ニチベイは歴史ある会社なので、ロングセラー商品には木製の治工具を使った手作業のようにアナログな工程が残っているものもあります。現時点では機械よりベテランの方による手作業のほうが早いものもありますが、ベテランの方がいなくなってしまったときに、同じクオリティでつくれなくなることは避けなければいけません。高品質なニチベイのモノづくりをこの先もずっと続けていくために、現場の作業者たちの意見も取り入れながら、「いつでも」、「誰でも」、「安定した」モノづくりができる自動化設備を増やしていきたいと考えています。私の仕事は言うならば「縁の下の力持ち」。高品質な商品をつくるためになくてはならない仕事です。自分がニチベイのモノづくりを支えているという自負をもって、機能的で働きやすい生産環境を整えていきたいです。

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