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Nichibei×HOTERES
「心と五感が満ちる静かなとき」を叶える至福の宿泊体験
はつはな

本記事には、旧仕様の商品画像が含まれています。

箱根の山並みと相模湾を一望できる展望テラス

都心にほど近い場所ながら豊かな自然に囲まれ、季節が巡るたびに訪れたくなる魅力がある、神奈川県・箱根町。箱根湯本エリアで長年愛されてきたホテル「はつはな」がリニューアルオープンした。
到着するとエントランスは最上階の6階。ロビーを抜けた先に新たに設けられた、見晴らしのよい「展望テラス」が目を引く。誰もがここでしばし佇んで、箱根の山並みとその先にある相模湾までの眺めを堪能してしまうことだろう。

全35室の客室は、「ラグジュアリー」、「グランド」、「プレミアム」、「デラックス」、「コンフォート」の5カテゴリーに分かれ、すべての客室には自家源泉の露天風呂が付く。なかでもデザインコンセプトを「宙(そら)」とするラグジュアリータイプは、ロビーと同じ最上階6階に5室のみの特別な客室。最も宙(そら)に近い場所にある透明感あふれる上質な空間は共通ながら、客室の造りやしつらえはすべて異なる。

大人だからこそ許される贅沢なひと時

ラグジュアリータイプの一つ「雅(みやび)」(90.91㎡)は、広々とした和室とリビングが一体となった和モダンな空間。畳敷きの廊下から和室までつながる壁一面の石目調タイルが、屋外を思わせる空間だ。勾配のある天井は窓に向かって降りていき、開口部が約3mという高い窓辺の先には湯坂山を望む。まずは、リビングルームに続くテラスにある露天風呂へ。窓辺のロールスクリーンを降ろせば室内からの視線を遮り、より自然と一体感のある湯あみが存分に楽しめる。湯上りには、脇に配されたデイベットでゆっくりするのもいい。

プライベート感のある湯あみの後は、ベッドルームへ。ナイトパネルのスイッチで遮光生地のロールスクリーンを降ろし、適度な閉塞感の中で昼寝をするひと時は、なんとも心地がいい。

客室のロールスクリーンは、ザックリとした織りの遮光生地を採用

アッシュブラウンの上品な色味は、障子や組子細工を取り入れた優美な和モダン空間に自然と溶け込む

なお、館内には二つの大浴場と四つの貸切露天風呂もあり、いずれも雰囲気が異なるため、昼に、夜に、そして翌朝と湯めぐりする楽しみもある。そして思う存分、温泉につかって身も心も開放した後は、客室のベッドに身を横たえて、またうとうと……。大人だからこそ許される贅沢な過ごし方ができるホテルだ。

湯坂山と食を楽しむダイニング「はなゑみ」

全卓個室仕様でプライベート感のあるダイニング「はなゑみ」。湯坂山に面した個室には大開口窓が備わり、雄大な自然を眺めながら食事を楽しめる。窓には透け感のあるすだれ調のロールスクリーンを採用。光を柔らかく採り入れ、上質な雰囲気を一段と引き立てる。

和紙を織り込んだナチュラルな素材感のロールスクリーン

湯坂山の風景と会話を楽しみながら、地元神奈川の食材を使った美味しい料理をゆっくりと味わう。心と身体が満たされ、顔がほころんでいく。この穏やかな時間が何よりも至福である。

※この記事は、「週刊ホテルレストラン」第58巻5号に掲載された原稿を再構成したものです。

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