
旅慣れた都会の大人を誘う
「東京ベイ 東急ホテル」

空と海を感じるホテル
ホテルのデザインコンセプトは「Collection Of Sea 『空と海を感じるホテル』」。ホテルに足を踏み入れた途端に都会の喧騒とは隔絶され、まるで海の中にいるような気にもさせられる。1階のエントランスロビーは海底をイメージ。1階から上層階へ上がるにつれて海から波、風、そして空へと、フロアごとにテーマが異なる空間が広がり、ホテル全体で海と空のストーリーを体感できる造りとなっている。同エリアで唯一海辺に面し、客室から望む東京ベイの眺めは最大の魅力だ。

光が降り注ぐレストラン

さまざまな魚が集まる珊瑚の森をモチーフにしたオールデイダイニング「コーラルテーブル」。光が降り注ぐ店内では、東京ベイの穏やかな海と空を眺めながら食事が楽しめる。
開放感あふれるこの空間の調光にはニチベイの電動ブラインドが採用された。遠隔操作で個別に昇降や回転操作が可能で、ゲストが食事をしている時でも近づくことなく調光可能。ゲストへのホスピタリティはもちろん、スタッフの作業効率向上にもなる嬉しい機能だ。
青い空の眺めを堪能できるスイート

最上階の18階にある「ベイフロントスイート」は、1室のみの特別な客室。海に最も近いコーナーに造られた客室で、ドアを開けて客室に数歩足を踏み入れると、まるで海から空へと急上昇したように、白を基調とした明るい空間が広がる。その先にあるのは地上60mの高さからの空と海。広くとられた窓からのパノラミックな眺めを独り占めできる。
海や船をイメージさせる室内の装飾やインテリアに囲まれ、船旅をしているような高揚感が湧いてくる。窓辺にはニチベイの遮光のロールスクリーンとシースルーのシェードが配された。都会的なシャープスタイルのシェードは、海に浮かんだようなアーバンリゾートの客室の窓辺を引き立てる。遮光のロールスクリーンは光漏れのないガイドレール仕様を採用。快適な眠りを約束する。


翌朝、操作スイッチにタッチすれば遮光のロールスクリーンとシェードが音もなく静かに上がる。どちらもコンパクトに畳み上げられるため、存分に眺望を満喫できる。まるで映画のワンシーンを切り取ったような煌めく水面の美しさに出会えるはずだ。
※この記事は、「週刊ホテルレストラン」第53巻19号に掲載された原稿を再構成したものです。