
広がるお部屋の使い方!
いろいろな間仕切り方法と間仕切り商品をご紹介
おうち時間を過ごす中で、新しいインテリアに挑戦しようと、SNSでオシャレなインテリア事例や、最新住宅のルームツアーの動画を見た人も多いのではないでしょうか。「素敵だな、羨ましいな」と時を忘れて見ているなかで、自分の家の間取りを変更してみたいと思った人も少なくないはず…
ライフスタイルの変化で、在宅ワーク用の書斎が欲しい、新しく始めた趣味の部屋が欲しい、おうちで過ごす時間が長いと冷暖房効率が気になる…けど、大がかりなリノベーションまでは…
そんな時に検討してほしいのが間仕切りです。規模が大きい工事が必要なリノベーションとは違った、お部屋の使い方が広がるフレキシブルな間仕切り方法と商品をご紹介していきます!
部屋を増やすL字コーナー間仕切り

数年前は「リビ充」という、リビングを最大限広くして多機能化する間取りがトレンドでした。ところが、新型コロナウイルスの流行後、在宅ワーク(リモートワーク、テレワーク)が一般化したことや、おうち時間が長くなったことで、個室の需要がUPしているそう。広いリビングがあるおうちにお部屋を増やしたい時は、L字コーナー間仕切りがオススメです。
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- ニチベイの「シャレードタスク」のような、軽量パネル間仕切りでL字に仕切れば、リビングの一角にお部屋を作ることができますよ。折れ戸タイプの間仕切りなら、普段は引戸で出入りは簡単、戸を折りたたんでしまえば、オープンスペースとして広いリビングを確保することができます
- アコーディオンドア(アコーディオンカーテン)にもレールがカーブしているコーナー間仕切りができる商品があります。
こちらは床レールが無いので、お掃除がしやすいですよ。
在宅ワークに便利な商品をお探しの方はこちらのコラムも参考になりますよ。
リモートワークにおすすめ!ニチベイのブラインド&スクリーン -
マンションにもオススメのインナーテラス風間仕切り

インナーテラスとは、家の中や半屋外空間にある、天井や壁、窓があるテラスのことです。屋外の開放感と天候に左右されない安心感を両立した空間で、最近では、マンションでもインナーテラスを取り入れるリノベーションに関心が寄せられているそうです。アウトドア用の家具を設置してリビングの延長として使ったり、自転車を見せて保管したり、植物の温室、室内干しにも使える注目の空間です。窓面を覆うので冷暖房効率UPや、断熱効果、防音効果も期待できますよ。
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- マンションでも窓側の全面に「シャレードタスク」で引戸の建具を設置すればインナーテラス風空間の出来上がり。
透明パネルなら閉塞感もありませんよ。
- 不透明な生地のイメージが強いアコーディオンドア(アコーディオンカーテン)ですが、ニチベイの「やまなみ」には透明や半透明のレザーがあるんですよ。窓側の全面を覆っても室内が暗くならないので、画像のようにサンルームのような空間を作ることができます。
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リビング階段を仕切って冷暖房効率UP

リビングに居ながら、家族の外出や帰宅の様子を把握できたり、間取りを有効活用できることで人気のリビング階段(リビングイン階段)。近年ではリビング階段の間取りを採用しているご家を多く目にしますよね。ただ、「冬は寒い」「夏は暑い」と、体感や冷暖房効率が気になるという方も多いようです。気候の良い季節以外は一日中エアコンを使うとなると、冷暖房費も心配ですよね。
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- 間取りにもよりますが、しっかりと扉を設置できる間口なら、「シャレードタスク」でサイズをオーダーして引戸を設置することができますよ。
冬場は暖かい空気が上に逃げやすいので、上に行く階段を仕切ってしまえば、リビングの暖房効率はあがりますよね。
料理中の匂い対策にも効果を発揮してくれそう。
- 階段の途中にしか仕切りを設置できないような間取りの場合は、ロールスクリーンの間仕切りもオススメです。
天井に下地がある場所を探してサイズをオーダー。豊富な色柄から選べて使わない時は巻き上げておけるので、スッキリ。掃除も楽ちんですよ。 -
リビングからつながるお部屋の間仕切り&目隠し

リビングの一角に小上がりの和室やキッズスペースなどを作る間取りも人気ですよね。小さな空間なので、冷暖房効率などの不満はなくてもちょっとした寝泊りのスペースにしたり、集中する時に仕切りたい、急な来客時に目隠ししたいなど…仕切りを作ると一気に便利な空間として使えるかもしれませんよ。
- こちらのお宅は、小上がりの和室とリビングを仕切れるようロールスクリーンを埋め込まれたそう。
壁に合わせたグレーのロールスクリーンで降ろした時も主張しすぎないのが良いですね。
ロールスクリーンの間仕切りは、扉やアコーディオンドアのようにしっかりした仕切りではないですが、使わない時は巻き上げておけてお部屋のインテリアの邪魔になりません。ニチベイのロールスクリーン「ソフィー」なら色柄や透け感が豊富に選べます。
- こちらのお宅は、マンションをリノベーションして間取りを変更。リビングからつながったキッズスペースを用意されたそう。
壁や天井のクロスになじむカラーを選んだことで、壁があるようにも見えますよね。 -
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- ロールスクリーンをコーナーで設置する時、同じ高さに取り付けてしまうと、巻き径分の隙間が空いてしまうので、巻き径を逃がすように設置すると、隙間が最小限に抑えられますよ。
子供部屋なら、操作方法も安全性の高いものを選ぶのがオススメですよ。
こども部屋の窓にオススメ!安心安全で快適なブラインド&スクリーン
ロールスクリーンを使った間仕切りや目隠しについて気になった方こちらのコラムも参考になりますので、ご確認ください!
間仕切りや目隠しにも!窓だけじゃないロールスクリーン活用法
間仕切り商品を使った別用途提案
いろいろな間仕切り材を紹介しましたが、ロールスクリーンのように、窓を覆う材料を間仕切りに使うように、軽量パネル間仕切り「シャレードタスク」を使った、間仕切り以外の用途提案を紹介したいと思います。
キッチンの背面収納目隠し

キッチン収納建具は、各キッチンメーカーからも発売されていますが、軽量パネル間仕切りもオーダーが可能なので、今ある収納棚を隠すように天井から床まで、好きなパネル材やサイズでオーダーしてはいかがでしょうか。
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- パネルカラーはベーシックなホワイトやブラック、高級感のある木目などからお部屋の雰囲気にあったものを選択できるのも良いですね。
透明や半透明の素材はどんな空間にも馴染みます。
オープンクローゼットの目隠し

最近は棚柱を付けておしゃれなオープンクローゼットをDIYしている方や、壁一面をクローゼット化する商品もありますよね。洋服やファッションアイテムをおしゃれに整理して見せる収納にすれば、アパレルショップのような遊び心のあるアクセントになりますが、ほこりが溜まりやすいというデメリットも…。そんな時は高級ショップのショーケースのように扉を付けてしまうのも素敵です。半透明パネル仕切れば、圧迫感を抑えつつ、お部屋をスッキリ見せてくれますよ。
まとめ
written by なるほどブラインド編集部
2024.06.14 更新
ライフスタイルの変化で、使い勝手が良いと思えるおうちの間取りも変化するもの。リフォームやリノベーションのように大きくおうちの間取りを変えてしまう方法もありますが、色々な間仕切り商品とちょっとしたアイディアを取り入れれば、今の間取りの良いところを生かしながら、住みやすい環境を手に入れることができそうですね。