思いを『つなぐ』先輩たちのインタビュー
開発生産本部
商品開発部 開発二課
D.I
♯ニチベイを選んだ理由
幼いころから壊れたものや部品を分解するのが大好き。将来はモノづくり関係の仕事がしたいと考え、大学時代は機械工学科で部品の加工方法や材料の使い方など、機械全般について学びました。ある日祖父母の家のブラインドが目に留まったので触ってみると、思った以上に操作がしやすく、たくさんの部品が詰まっている。それまで気に留めていませんでしたが、もしかすると複雑で面白い構造の商品なのではと興味が湧いて、ニチベイを選びました。入社して驚いたのは、操作方法がとても多いということ。「窓を隠す」以外にもたくさんの機能があるし、「ブラインドを上げる」という動作1つとっても、「チェーン式」や「コード式」、「スマートコード式」などさまざまな操作方法がある。たくさんの部品が組み合わさってできている奥深い仕組みの商品だと、ブラインドの開発に携わるようになり改めて実感しました。
♯この仕事のやりがい
現在は商品開発部に所属し、新商品開発や既存商品のモデルチェンジに関わる部品の設計や試験などを担当しています。商品の企画から出荷までの流れは ①アイデア創出→ ②機構の考案→ ③部品などの設計→ ④試作・試験→ ⑤仕様の決定→ ⑥量産→ ⑦出荷前検査→ ⑧梱包・出荷。商品開発部はアイデア創出からほぼすべての工程に携わっており、自分の考えた商品が発売されるまでを見届けられるのはこの部署ならではのやりがいです。
仕事をしていて最も感動するのは、設計した部品が商品に組まれ、イメージ通りに機能したとき。ブラインドはたくさんの部品を組み合わせているので、新しい商品ができあがるまでは試行錯誤の連続ですが、だんだんと形になっていき、思った通りの商品が完成したときは喜びもひとしおです。
♯ニチベイのいいところ
ニチベイには私と同じくモノづくりが大好きな人が集まっているので、モノづくりに関するさまざまな知識やアイデアを吸収できる楽しい職場です。入社するまで、開発職は個人作業が中心かと思っていましたが、打ち合わせなどみんなでアイデアを出し合う機会が多く驚きました。気軽にアイデアを出し合える雰囲気なので、自分の意見も言いやすく、経験や、考えの違うさまざまな人のアイデアに触れられるので刺激的。モノづくりが好きな人にはたまらない環境です。
すべての意見が商品化につながるわけではありませんが、自分の好きなことや、やりたいことを社内に提案して、商品化につなげられるのは開発職の面白いところ。必要な専門的知識は入社後にも勉強できるので、学んでいなくてもモノづくりが好きで、アイデアを考えるのが好きな人なら楽しく働ける環境です。私自身もそうした環境で知識や経験を蓄えながら、ニチベイを知らない人の興味もひける、目新しい商品を生みだしていければと思います。