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ブラインドの魅力を伝える情報サイト【なるほどブラインド】

ホーム>洗練された空間に溶け込む 柔らかい光のライン

ビンテージ家具を主役に、
窓まわりでセンスアップ

ひとつひとつ吟味して夫婦で納得したアイテムだけを揃えた石丸邸。こだわって選んだビンテージ家具や照明は、メンテナンスをしながら大切に使っているそう。そんな石丸さんご夫婦が、約10年ぶりに窓まわりを一新しました。
今回はこだわりのビンテージアイテムに囲まれた石丸邸にお伺いし、新しい窓まわりを見せて頂きました。

統一感を大切に納得したものだけを



美しい陰影を落とすルイスポールセンのPHランプが印象的な石丸邸のダイニング。家具はビンテージが中心で、チェリー系の赤褐色で統一。椅子の張り地やラグで色味をプラスしています。一方、吹き抜けになったリビングはウォールナットなど色の濃い家具でまとめ、鮮やかなブルーのラグで空間を引き締めています。
「20年以上前に建てた家なので、子どもの成長やライフスタイルの変化とともにインテリアも変わっています」と石丸さんご夫婦。
インテリアはほぼ完成形に近いと感じているそうですが、インテリアに対する興味はまだまだ尽きません。

家具の魅力を引き立てるグレイッシュカラーのバーチカルブラインド



ダイニングの掃き出し窓にはウッドブラインドを使っていましたが、出入りの多い窓のため、昇降操作が大変だったと奥さま。そこで今回選んだのは、バーチカルブラインド「アルペジオ」のバトン式。目の前のルーバーを操作バトンで素早く開閉できるため、出入りがスムーズになりました。
透け感の異なる2 種類のルーバー(はね)を交互に組み合わせた「センターレーススタイル」で、空間全体の明暗をやさしく調整します。

  • 生地は2024年6月に発売になったばかりの「エルデ」シリーズの「ニュートラルグレイ」を選びました。リネンのような風合いを持たせた生地で、ビンテージ家具とも好相性な配色です。
    「ナチュラルな雰囲気がありつつ、フラットですっきり見える絶妙な感じが気に入りました」とお二人。

  • ニュアンスのあるグレイッシュカラーが個性豊かなビンテージ家具を引き立て、上品で洗練された空間をつくり出しています。


ダイニングのスリット窓にはバーチカルブラインドと同じ生地で仕立てたロールスクリーン「ソフィー」ミニマルタイプのチェーン式を設置しました。すっきりとしたフラットなボトムとメタルチェーンが、インテリアになじみます。

色を合わせて統一感のあるリビングに



一部吹き抜けになった開放的なリビングのスリット窓と横長窓にはウッドブラインド「クレールグランツ」を設置。ウォールナットなど濃い色合いの家具になじむようにスラットは「フォレスト」シリーズの「カカオ」をチョイスしました。ツヤを抑えたマット仕上げで、天然木の美しさを引き出しています。部屋に一体感が生まれ、さらに魅力的な空間になりました。

操作は1本のコードで安全・軽快に操作ができる「スマートコード式」。昇降操作はコードを引くだけの簡単操作。グリップを回すと、スラットの角度を調整することができます

  • 「クレールグランツ」は、昇降コード穴がない仕様で、コード穴からの光漏れが気にならず、スラットの美しい意匠性を堪能できます。

  • すっきりとした窓辺に本物の高級感が宿ります

和と北欧が調和し、趣のある空間を演出



手漉き和紙のような、自然な風合いのプリーツスクリーン「もなみグランツ」を和室にしつらえた石丸さん。生地は「えにし」シリーズの「ハイミドリ」。光によって自然な濃淡の陰影が浮かび上がり、和らいだ心地よさを生みます。
ツインスタイルは、上下の生地配分の調整で、採光と視線をコントロール。木漏れ日のような自然な光を楽しむことができます。
既存のヤコブソンランプとも相性抜群で、劇的な変化に奥さまも大満足です。

  • ドレープ生地とレース生地を上下に配置し、分量を切り替えて調節する「ツインスタイル」。1本の操作棒で、昇降・調光の操作が簡単にできる「スマートコード式」は、立ったまま片手で軽快に操作
  • 「もなみグランツ」は、スクリーンのコード穴が室内側から見えないため、光漏れが気にならない快適な空間をつくり上げることができます

フラットな形状で寝室の窓辺をすっきり演出



2階の寝室にはロールスクリーン「ソフィー」を設置。不透明とシースルーの2枚の生地を1つのチェーンで操作する「ダブルタイプ」で、昼間はシースルー生地で光や風を取り入れ、夜は厚手の不透明生地でしっかりとプライバシーを守ります。不透明生地は「ラフィー遮光」の「ヴィンテージグレイ」、シースルー生地は「スクレ遮熱」の「クールグレイ」を選びました。
どんな部屋にも自然に溶け込むデザインと機能性を備えたロールスクリーン。シンプルな見た目で、部屋をすっきりとした印象に変えます。



コンパクト設計で窓辺にすっきりフィット。フロントスクリーンはバックスクリーンの巻取り部を隠す位置で停止します

トイレが一気におしゃれな北欧テイストに



  • 2024年6月発売の新生地「クップ」を使ったロールスクリーンをトイレの小窓に取り付けました。北欧の陶器をイメージさせるグラフィカルなパターンで、トイレ空間がたちまち北欧テイストに。木目のウエイトバーとウッドプルコードは5色用意しており、家具や床材のトーンに合わせて選べます。
    プライバシーを守りつつ、心地よい日差しを感じられるロールスクリーン。ナチュラルな色調で合わせやすい柄なので、さまざまな部屋におすすめです。

  • 下部のウエイトバーはスクリーンとの一体感を意識したオーバル形状にリニューアル
まとめ

ひとつひとつ吟味して選んだビンテージ家具や照明、そして仕上げは窓まわり。何を合わせるかで部屋の雰囲気は劇的に変わります。
それぞれのお部屋にあわせた窓まわりアイテムで、センスの良い暮らしを楽しんでみませんか?

※この記事は「北欧テイストの部屋づくり」no.42に掲載された原稿を再構成したものです。

2024.08.20 公開

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