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家族の笑顔が溢れる
こだわりのキッチンと窓まわり

食と暮らしのメディア「macaroni」で編集長を務める小久保直宣さんは、料理と同じくらいインテリア好きとして有名です。
先日完成したばかりの新居にお伺いして、こだわりの住まいと窓まわりアイテムを拝見してきました。

飽きのこないアメリカンハウスに



都心の閑静な住宅街に佇む小久保邸。以前からこちらにお住まいでしたが、建物の老朽化に伴い、建て替えをしました。
新居のコンセプトは「アメリカの民家」。今まで40回以上もアメリカを訪れている小久保さんは、現地のおおらかで洗練されたインテリアにずっと憧れていたそう。今まで撮りためていた写真を参考にしながら、理想の住まいをつくりました。

「アメリカの西側の伝統的な建築は、壁はグレイかベージュの塗り壁が多く、ホワイトの窓枠や天井角のモールディングなどでコントラストを出しているのが特徴です。ただ、そこまで再現してしまうと飽きそうだと思い、アメリカの雰囲気が感じられつつも、シンプルなインテリアを目指しました」

その言葉通り、モールディング装飾はせず、ストライプの壁紙や挽物の手摺りなどのアメリカらしいデザインを部分的にあしらいました。使用する色はグレイ、ホワイト、ウッド、シルバーの4色に絞り、飽きのこないアメリカンハウスを完成させました。

家の主役はこだわりを詰め込んだキッチン



「キッチンのこの雰囲気がつくれないのであれば、家はつくらないと決めていました」と小久保さん。40畳近くあるLDKの中央に配されたキッチンは、空間全体を見渡せ、全方位から光が差し込む特等席です。天板の素材や厚み、シンクのディテールまで小久保さんのこだわりが反映されています。背面は調理家電を全て置けるように4mもの収納を造作。お気に入りの器も美しく収まります。
窓には通常のブラインドよりもスラット(はね)幅の広い「クオラ」を採用。周囲の住宅からの視線を遮りつつ光を採り入れられます。

「スラット色はキッチン家電やレンジフードに合わせてシルバーに、アクセントとして白いラダーテープを合わせてアメリカの窓辺をイメージしました。
ブラインドははねの向きや角度でいろいろな光になるので、料理の写真がキレイに撮れるんですよ。おかげでInstagramに投稿する写真の質が上がりました(笑)」

  • 小久保さんのこだわりがギュッと詰まったキッチン。「料理をするのがさらに楽しくなりました」
  • 小久保さん特製のカルパッチョ。いつもコンロ側のカウンターで料理の写真を撮っているそうです

やわらかな光に包まれるキッズスペース



キッチンの前はキッズスペースにしました。お子さんの様子を見ながら料理が楽しめます。大きな掃き出し窓と腰窓があり、光がたっぷりと入る心地良い空間です。
しかし、駅のすぐそばに建つ小久保邸。ホームで電車を待っている人の表情がわかるほど近いため、プライバシー対策は必須でした。

そこで、小久保さんが選んだのは、バーチカルブラインド「アルペジオ」のバックレーススタイル。不透明ルーバーとバックレースルーバーをL字に取り付けた構造で、プライバシーを守りながら、光と眺望が確保できます。全閉時でもバックレースルーバーが手前に出ず、スッキリした意匠です。
操作は操作位置が高いかつ、操作コードが垂れ下がらないバトン式にしました。さらに、ルーバーの下部にコードがない「ミニマルウエイト」仕様で、小さなお子さんがいても安心して過ごせます。

「窓を開けると、ホームに立っている人とこんにちは状態なので、レース付きのバーチカルブラインドにしたかったんです。バックレーススタイルはこちらからは外が見えるのに、外からは室内が見えないのが良いですね」

  • 窓の外をのぞいてみると、ホームに停車中の電車の姿が見えます。レースがあるだけでとても守られている感じがします
  • 「バーチカルブラインドでもきれいにプロジェクターが投影できるんですよ」と小久保さん。夜はお子さんとおうちシアターを楽しんでいるそう

腰高窓には調光ロールスクリーンの「ハナリ」を設置しました。ショールームで「ハナリ」を見て驚いたと小久保さんは言います。

「ロールスクリーンだけど、ブラインドの雰囲気もあって画期的だなと感じました。光がふわっと広がってきれいですし、レースが二重になっているからプライバシーも守れるのが良いですね。このスペースは柔らかい光が入るようにしたかったので、ぴったりのアイテムが見つけられて嬉しいです」

お子さんもこのスペースが大のお気に入り。電車好きのお友だちと一緒に窓の外を眺めて楽しんでいるそうです。

  • 柔らかな光が満ち溢れたキッズスペース。お子さんが転んでもケガをしないように床はカーペット敷きにしました
  • 2枚の繊細なレースの間に不透明生地を渡した「ハナリ」。ブラインドと同様、細やかに調光できます
  • 家の横に線路があり、電車がこんなに近くで見られます。電車好きにはたまらないお宅です

ハニカムスクリーンがつくる穏やかなひととき



ダイニング横は広々としたリビングスペースです。ソファに腰かけて上を見上げると、シーリングファンが回り、吹き抜けの窓から光が降り注ぎます。住宅密集地にあるとは思えないほど、ゆったりとした雰囲気です。

空間のアクセントとして設置した4つの窓には、隣家からの視線のカットと、断熱性を考慮してハニカムスクリーンを選びました。操作方式はコードレス式をチョイス。お子さんによる誤操作やコードが身体に絡まる心配がありません。操作コードが垂れ下がらず、窓辺も美しく見えます。

  • 子どもが動き回るので、コードのない窓まわりアイテムにしました。窓枠にぴったりと納まるところが好きなんですよ。我が家の窓まわりアイテムの中で一番気に入っています」と小久保さんが嬉しそうに教えてくれました。

  • コードレス式の操作はとてもかんたん。中央にあるグリップでスクリーンを上げ下げするだけでOK

ブラインドとロールスクリーンで抜け感を活かす



寝室は明るさを抑えた心落ち着く空間に仕上げました。キッズスペース同様、駅のホームの様子が伺えます。ハウスメーカーからはすりガラスをおすすめされましたが、小久保さんは透明ガラスを採用しました。

「すりガラスがあまり好きではなくて。それに、ここの窓は目の前に建物がなく、見晴らしが良いんですよ。だから、視線だけを遮って、光と開放感が得られたらなと」

  • 窓枠内にブラインドを設置すれば、2台付けでもすっきりとした印象になります
  • そこで、寝室の窓はブラインドとロールスクリーンを併用することにしました。夜はブラインドを完全に閉めて真っ暗に、日中はブラインドのはねを水平にして光を採り入れます。
    ロールスクリーンの役目はプライバシー対策。スラットの間から室内が見えるのを防ぎます。また、生地に光が当たって拡散し、部屋がより明るくなる効果もあります。

「ブラインドとロールスクリーンの組合せは意外かもしれないですが、使い勝手抜群ですよ。視線が気になるからとすりガラスにするよりも、窓まわりアイテムをうまく活用すれば、プライバシーを保ちつつ、抜け感を活かせます。密集した住宅地にお住まいの方におすすめですね」

  • 小久保直宣(おくぼ ただのり)さん レシピ動画や最新グルメニュースを配信している、日本最大級の食と暮らしのメディア「macaroni(マカロニ)」の編集長を務める。料理やインテリア、車などあらゆるジャンルに造詣が深い。

Photo by Akiko Osaki/Written by なるほどブラインド編集部

2024.7.19 公開

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