
プライバシー対策はブラインドにおまかせ!
リモートワークが普及し、日中も家で過ごすようになってから、「外からの視線が気になる」と感じる方が増えているそうです。
そんな時、頼りになるのがブラインド。プライバシーを守りながらも景色を楽しめたり、省エネ効果が得られたりと、暮らしをより快適にする機能が充実しています。
そこで、今回はプライバシー対策におすすめのブラインドをご紹介します。
ブラインドはプライバシー対策に最適!

目隠しといえば、すりガラスやフィルムが定番です。しかし、建築中ならまだしも、窓ガラスを後から替えるのは容易ではありません。フィルムは手軽で安価ですが、貼るのが難しかったり、経年とともに剥離やカビが発生したりすることも。
それに比べて、ブラインドは手軽にプライバシー対策が行えます。ほとんどの場合、施工は窓枠や壁にブラケット(金具)を取り付けるだけでOK。ほんの10分程度で設置でき、インテリア性もアップします。
もともと、ブラインドはまぶしい陽射しを室内に入れないように作られたもの。光を遮るには、外と中を遮断しなければなりません。そのため、ブラインドは光だけではなく、外からの視線を遮るのも得意なのです。さらに、はねの角度を変えるだけで眺望や外光、プライバシーの度合いを調節する機能も備えています。
すりガラスやフィルムよりも手軽で、デザイン性・機能性に優れたブラインドは、まさしくプライバシー対策に最適です。
プライバシー対策におすすめのブラインド
ブラインドとひとことで言ってもいろいろな種類があり、見た目も機能も異なります。
ここからは数あるブラインドの中でも、とくにプライバシー対策が得意なアイテムを4つご紹介します。
1大きい窓にはコレ!レース生地を組み合わせた”たて型ブラインド”

庭やベランダに面した掃き出し窓のプライバシー対策には、不透明生地とレース生地を組み合わせた「センターレーススタイル」や「バックレーススタイル」がおすすめです。どちらのスタイルも機能性と意匠性の高さからグッドデザイン賞を受賞しています。
「センターレーススタイル」とは、不透明生地とレース生地を交互に組み合わせた仕様のこと。不透明生地のルーバー(はね)を回転させ、光と外からの視線が入る量を調節できます。
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不透明ルーバーを垂直にした場合
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不透明ルーバーを回転した場合
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不透明ルーバーを全閉にした場合
レースルーバーには常にスプリングの力がかかっており、不透明ルーバーにぴったり揃うので、光漏れや外からの視線が気になりません。たたみ代(ルーバーを寄せた時の厚み)が大きいですが、奥行きはコンパクトに納まります。


一方「バックレーススタイル」は不透明生地とレース生地をL字状に配置した仕様です。ルーバー同士が常にぴったりと接しているため、プライバシーをしっかり守ります。
また、「バックレーススタイル」は意匠性にも優れています。不透明ルーバーを全閉にした時、レースルーバーが室内側に出てきません。たたみ代が小さく、納まりもコンパクトで、窓辺を美しく演出します。ただし、ルーバー幅100㎜の場合、設置には奥行きが180㎜以上必要です。カーテンボックス内に取り付ける際は注意しましょう。
※ルーバー幅によって必要な奥行き寸法は異なります。
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不透明ルーバーを垂直にした場合
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不透明ルーバーを45°に回転した場合
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不透明ルーバーを全閉にした場合
2よこ型ブラインド高遮蔽タイプ「グランツ」で目隠しも換気も自由自在

スラット(はね)のコード穴をなくし、高い遮蔽性を実現したニチベイのよこ型ブラインドの最上位機種「グランツ」。専用のラダーコードによりスラット間の隙間を減らして、プライバシー効果を高めました。通常のブラインドよりもスラットの重なりが大きく、外からの視線をしっかりカットします。 コード穴がないため、光漏れがなく窓辺がより洗練された印象に。さらに、夏の日射熱の流入を防げ、省エネ性も向上しています。
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通常のブラインド
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最上位機種「グランツ」
「グランツ」は、アルミブラインド、ウッドブラインドにラインアップしており、部屋の用途やテイストに合わせて選べます。
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ベネシャンブラインド「セレーノグランツ」
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スタイルブラインド「クオラグランツ」
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ウッドブラインド「クレールグランツ」
3プライバシー対策と節電を同時に叶えるハニカムスクリーン

よこから見ると、蜂の巣のような形がたてに連なった立体構造のハニカムスクリーン。蜂の巣状の空気層が断熱材の役割をし、夏は涼しく、冬は暖かく室温を保てます。数あるブラインドの中で、もっとも省エネ性が高いアイテムです。シースルー生地のハニカムスクリーンは、生地が二重になっているため、ある程度眺望を確保しつつも、外から室内が見えにくくなっています。
さらに、ツインスタイルなら生地の配置次第で、より徹底したプライバシー対策が行えます。ツインスタイルとは、1台に透け感の異なる2つの生地を上下に配置し、中間バーの位置を変えて調光する仕様です。人通りの多い道路に面した窓には、「上:シースルー生地、下:不透明生地」の組み合わせが最適。通行人の目線部分は隠しつつ、上部から光を採り入れられます。
もう一方の「上:不透明生地、下:シースルー生地」の組み合わせは、隣接した高い建物からの視線をカットするのに有効です。
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「上:シースルー生地、下:不透明生地」の組み合わせ
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「上:不透明生地、下:シースルー生地」の組み合わせ
目隠しつつ、換気をしたい方はアップダウンスタイルがおすすめです。「上部のみ」「下部のみ」「上部と下部の両方」が開けられ、採光、通気、視線を自由にコントロールできます。

4外からの視線をカットしつつ、景色が楽しめる高性能シースルー生地

外からの視線が気になる場所には、透けにくい生地を選びがちですが、高性能のシースルー生地なら透け感がありつつ、プライバシー対策が行えます。
1つはミラーレース生地の「スクレ遮熱」。部屋側から見ると外の様子がはっきりと見えますが、外からはほとんど室内が見えません。その秘密は、裏面の光沢糸。太陽光を反射して、室内が見えないようにしています。
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室内から見た「スクレ遮熱」
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外から見た「スクレ遮熱」
もう1つは、裏面にアルミ蒸着加工を施した「シルバースクリーン」。先ほどのミラーレース同様、裏面のアルミ部分が光を反射し、昼間は外から室内が見えにくくなります。
表面がメッシュ状になっていて、眺望性抜群。しかも、シルバースクリーンは遮熱性と断熱性に優れ、1年を通して節電効果が得られます。
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室内から見た「シルバースクリーン」
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外から見た「シルバースクリーン」
どちらの生地もロールスクリーンとバーチカルブラインドの両方に適応しており、窓の大きさや用途に応じて使い分けられます。
まとめ
written by
なるほどブラインド編集部
2024.06.14 更新
ブラインドはプライバシーを守りつつ、景色を楽しめたり、換気や節電対策が行えたりと1台で何役もこなせる暮らしの強い味方です。
外からの視線でお困りの方は、ブラインドに頼ってみてはいかがでしょうか?