
ペットのいる暮らしには“ブラインド”がぴったり
ここ数年、犬や猫を飼いはじめる方が増えてきています。ペットとの暮らしは楽しくて、幸せな気分で満たされますよね。しかし、一緒に暮らしていくうちに、オシャレなインテリアとは程遠くなってしまうことも……。とくに、窓まわりは傷んでしまったり、汚れてしまったりと残念な見た目になりがちです。
そこで、今回はペットがいるお宅でも“ステキで快適な窓まわり”を叶えるブラインドをご紹介します。
ペットがいるお宅あるある!?窓まわりの悩みとは?

ペットを飼っているお宅で、よく耳にするのが窓まわりのお悩み。一体どのような問題が起こるのでしょうか?代表的な4つを見ていきましょう。
1汚れ・におい
窓まわりに限らずですが、生地にペットの抜け毛が付着します。ほかにも粗相をしたり、吐いてしまったりと床に近い部分が汚れやすいです。
ファブリック類はにおいが染み込みやすく、部屋全体にペット臭が漂う原因になります。
2生地やスラットのダメージ
生地の凹凸にペットの爪が引っかかると生地が傷みます。生地だけでなく、ペットのケガにも繋がりかねません。
アルミブラインドもペットがスラット(はね)の間を何度も通り抜けるうちに、重みに耐えきれず、スラットが曲がることがあります。破損したまま設置し続けるのは危険です。すぐに取り外しましょう。
3レールの破損
猫は高いところが大好きで、よくカーテンレールの上に登ります。小さいうちは良いですが、大きくなるとペットの重みでレールが歪んだり、落下する恐れも。キャットタワーやキャットウォークを用意し、カーテンレールはカーテンボックスか天井に取り付けておくと安心です。
4夏の暑さ
全身毛で覆われた動物たちは暑さに弱く、ペットのいるお宅は冷房が必須です。しかし、汚れ対策やペットに外を見せてあげようと窓まわりアイテムを開けていては、冷房効率が落ち、電気代もかさみます。
“ブラインド”でペットも人も快適!おすすめブラインド4選

ペットと暮らしているから、多少の問題やインテリアがイマイチになるのは仕方がないと諦めている方もいらっしゃるでしょう。しかし、ブラインドなら先ほどの悩みを解消しつつ、インテリア性も高められますよ。
ここからはペットがいるお宅におすすめのブラインドを4つ紹介します。
1ペットもよろこぶ♪ バーチカルブラインド(たて型ブラインド)

人気のバーチカルブラインドは、ペットのいるお宅にぴったり。短冊状の生地(ルーバー)を垂直に吊り下げ、左右に開閉する構造で、ペットがルーバーに当たったり、身体を挟んだりしてもケガをする心配がありません。
操作部が高い位置にあるバトン式はペットによる誤操作を防げます。さらに、ルーバー同士をつなぐコードがない「ミニマルウエイト」なら、ペットがコードに絡まらず安全です。
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1本のバトンでルーバーの開け閉めや回転をするバトン式
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「ミニマルウエイト」はコードがなくスッキリした意匠
生地は表面の凹凸が少なく、ウォッシャブルや消臭機能を付加したものを選ぶと良いでしょう。ウォッシャブル対応生地なら、ルーバーが汚れてしまっても洗えます。ルーバーは1枚から購入可能なので、どうしても汚れが落ちない場合は交換するのも手です。
ルーバーの間からベランダや庭に通り抜けられたり、気軽に外を見られたりするバーチカルブラインドなら、きっとペットも喜んでくれますよ。
2お手入れのしやすさNo.1! ウッドブラインド(耐水スラット)

意外かもしれませんが、ウッドブラインドはお手入れがしやすいアイテムです。生地よりも毛が付きにくく、掃除がかんたん。なかでも樹脂に木目プリントをした耐水スラットは水拭きが可能です。汚れても気軽に拭け、いつも清潔な状態を保てます。上質な意匠で、有名なホテルにも多数採用されていますよ。
上下に開閉し、ペットが触れない位置まで上げられるので、汚れや破損を気にする必要がありません。スラット(はね)の間隔が広く、ペットはブラインドをすべて下ろした状態でも外を眺められます。
3気軽さと自由さが魅力のロールスクリーン

ロールスクリーンの生地は、ウォッシャブルや水拭きをはじめ、消臭・抗菌・抗カビなど、ペットのいるお宅にとってうれしい機能がたくさんあります。ロールスクリーンはカーテンのようにヒラヒラと風でなびかず、ペットの興味をそそらないため汚れにくいです。
操作方式はコードが短いスマートコード式やプルコード式にすると、ペットが操作コードで遊ぶのを防げます。どちらも直感的に操作できるのが魅力。気軽に視線や日差しを遮ったり、景色を楽しめたりします。
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グッドデザイン賞とキッズデザイン賞を受賞した「スマートコード式」
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プルコード式なら「クリアグリップ」がおすすめ
- 窓まわりだけでなく、ロールスクリーンをドアの替わりとして設置するのもおすすめです。ペットが通れる分だけスクリーンを上げておけば、家の中を自由に移動させてあげられます。
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ロールスクリーンを間仕切りとして使えば、ペットが家の中を自由に歩き回れる
4汚れ・においの心配ナシ!外付けロールスクリーン

「ペットがいたずらをするから、窓には何もつけたくない」という方に最適なのが、外付けロールスクリーン。屋外に設置するため、汚れやにおいを気にする必要はありません。室内側には何もつかず、窓まわりもスッキリ。外からは室内が見えにくいですが、部屋からは外の景色がはっきり見えます。網戸にして新鮮な空気を取り入れると、まるで木陰にいるような心地よさが味わえますよ。
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メッシュ生地が眺望を叶える
- 外付けロールスクリーンは効果的に日射熱を遮断でき、夏の暑さ対策に有効です。省エネ性が高く、エアコンの設定温度をあまり低くしなくても快適な室温を保てます。
まとめ
written by
なるほどブラインド編集部
2024.06.14 更新
人とペットが心地よく過ごせて、そのうえオシャレなインテリアだったら最高ですよね。ブラインドなら、ペットがいるお宅でも “ステキで快適な窓まわり”が実現できます。ブラインドを上手に活用して、ペットのいる暮らしをもっと楽しみませんか?