暗くないと眠られない方必見!
寝室にぴったりの遮光性能の高いスクリーンとは?
「寝室は真っ暗にしないと眠られない」「夜仕事をして朝帰宅してから眠るので、部屋を暗くしたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回は遮光の等級について、遮光性能の高いスクリーン、遮光性能を発揮する取り付け方などをご紹介します。
遮光について
遮光生地を選んだのに、ぼんやりと明るくてガッカリした経験がある方もいらっしゃるのでは?実は、遮光生地にはいくつかの等級がありそれぞれ見え方が異なるのです。
遮光は3級から1級まであり、等級が上がるにつれて光を通しません。しかし、人の視覚は非常に敏感で、遮光1級のかすかな光でさえ捉えてしまいます。NIF(一般社団法人日本インテリア協会)ではNIF 法*に基づき遮光1級をさらに5段階に分類して表記。ご自身がどの程度の遮光を求めているのかをチェックしてみましょう。
遮光性能を最大限発揮する商品とは?
ブラインドやスクリーンはそれぞれ構造が異なります。遮光1級A++生地を使用しても、遮光性能を十分に発揮できないことも。どういったものが光漏れが少なく遮光性能が高いのか見ていきましょう。
ロール スクリーン |
◎ | |
---|---|---|
バーチカル ブラインド |
△(構造上、完全な閉め切りは不可) | |
アルミ ブラインド |
○(構造上、完全な閉め切りは不可) | |
ウッド ブラインド |
△(構造と素材上、完全な閉め切りは不可) | |
プリーツ スクリーン |
△(構造上、昇降コード穴があるため) | |
◎(昇降コード穴が見えないタイプの場合) | ||
ハニカム スクリーン |
◎ |
ロールスクリーンとハニカムスクリーンは1 枚の生地(ハニカムスクリーンは蜂の巣状の立体生地)で窓をしっかり覆うことができるため、遮光性能を十分に発揮します。
インテリアを楽しみたい方はロールスクリーンを選ぶと良いでしょう。遮光生地でもデザインやカラーが豊富なため、好きなインテリアテイストにコーディネートできますよ。
-
また、最近アルミブラインドやウッドブラインド、プリーツスクリーンには昇降コード穴がなく、光漏れが少ないものも。
-
遮光性能が低いブラインドでも、ロールスクリーンやハニカムスクリーン、カーテンと組み合わせることで遮光性能がアップします。ぜひ、ご自宅のインテリアに合わせてスクリーンやブラインドを選んでみてくださいね。
遮光性能を効果的にする取り付け方とは?
ロールスクリーンとハニカムスクリーンは構造上遮光性能が高いです。ですが、取り付け方によっては性能が存分に発揮できなくなってしまいます。商品の取り付け方は「天井付け」と「正面付け」の2種類。「天井付け」は窓枠の内側に付けます。上下左右に隙間があり光漏れが発生しますが、見た目はとてもスッキリ。「正面付け」は窓の上部の壁に付けます。窓をしっかりと覆うため、光漏れが気になりません。
よって、遮光性能を高めたいなら「正面付け」が最適!
窓辺がスッキリ見えるので「天井付け」が良い方もいらっしゃいますよね。そんな時はオプションの「サイドフレーム」や「トップフレーム」を付けることで、左右と上からの光漏れ対策になりますよ。
さらに遮光性能アップにつながる
アイテムのご紹介
さらに光漏れを軽減したい方には「カバータイプ」に「サイドフレーム」と「トップフレーム」を組み合わせると良いでしょう。スクリーンがほこりなどで汚れるのを防げます。
ちなみに、ハニカムスクリーンのツインスタイルは外が明るい場合、たたんでいるシースルー部分が薄明るく感じることがあります。朝方や日中でも暗くして就寝したい時にはシングルスタイルがおすすめ。日中スクリーンを開ける場合に備え、レースのカーテンやロールスクリーンをつけておくのが良いでしょう。また、上部のみ、下部のみ、上部下部の両方を開けることができる「アップダウンスタイル」なら、視線を遮りながら光や風を通せます。
まとめ
written by Rinao
2020.7.29 公開
ご自身のお好みの暗さを知り、ぐっすり眠られる環境を作ってみてくださいね