和空間になじむ
小さな子どもがいる暮らしの窓選び
「何を付けたらいいか分からず、“ひとまず”の窓まわりアイテムで過ごしていました」
そう話すのは、ご主人と小さなお子さん2人と暮らすMさん。
暮らしていくうちに、窓まわりが気になる瞬間が増え、見直すことにしました。
こだわりの和空間に調和しながら、小さなお子さんがいても安心して暮らせるように選んだ窓まわりを見せていただきました。
“ひとまず”からはじまった、落ち着ける家の窓まわり

家をつくるにあたり、Mさんご夫婦が思い描いたのは「落ち着ける家」でした。当初はログハウスに興味を持っていましたが、ある住まいとの出会いをきっかけに、理想の家のかたちが定まっていきます。
「和を基調にしたログハウスを見たときに、私も主人も『このテイストが一番落ち着く』と感じて。そこで、和空間が好きなのかもと気がつきました」
その後、木の住まいを得意とする工務店に依頼し、穏やかなぬくもりに包まれた住まいをつくりました。窓まわりについては、暮らしながらじっくり考えようと思っていたものの、気がつけば3年。お子さんたちの成長とともに外からの視線や窓まわりのしつらえが、少しずつ気になっていきました。
視線を気にせず、家族がくつろげるダイニングへ

おこもり感のあるダイニングは3面に窓があり、自然光が食卓を明るく照らします。一方、窓が多いからこそ、気になる場面もありました。
「東面は人通りの多い道路に面しているので、外を歩いている人の目線が気になっていました。西面・南面は庭の様子を楽しめるけれど、隣家から室内が見えてしまいそうで、どこか落ち着きませんでした」
窓に布をかけてプライバシー対策をしていましたが、いつも閉めっぱなしで光や景色を楽しめないと感じていたそうです。
そこで、Mさんが選んだのは、プリーツスクリーン「もなみ」のアップダウンスタイル。上も下も開けられるスタイルで、目線の高さはしっかりと隠しながら、光や風を採り入れられるのが特長です。
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落水と呼ばれる和紙の伝統技法を用いた「利休」シリーズ。和紙のような透け感と陰影で、和の雰囲気を一層引き立てる
- 「外からの視線がまったく気ならなくなったのはもちろん、上と下から光を採り入れられるので、部屋が明るくなりました。和紙調の生地も気に入っていて、より和の雰囲気が楽しめています」
子どもたちがのびのびと過ごせるリビングの窓まわり

ダイニングとひと続きになったリビングは、梁や柱、フローリングまで無垢材をふんだんにあしらい、空間全体にあたたかみを添えています。大きな掃き出し窓の先には、ウッドデッキと庭が広がります。
以前は、既製品のカーテンを使っていましたがサイズが合っておらず、とくに夜は隙間から室内の様子が見えてしまうのではと不安だったといいます。
Mさんはこの窓に、プリーツスクリーン「もなみ」のツインスタイルを取り付けました。上部を不透明生地、下部をシースルー生地にすることで、外からの視線を遮りつつ庭が眺められます。
「今まではカーテンを閉めても隙間が気になっていましたが、プリーツスクリーンは窓にしっかりフィットしていて、とても守られている感じがしますね。子どもたちがお風呂から裸のままリビングに来ることもあるのですが、これからは視線を気にせずに過ごせます」
安全性を考慮して、操作方式は操作部が高い位置にある「スマートコード式」を選びました。操作コードがループ状でないため、小さなお子さんがいる空間でも安心して使えます。
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グリップ下のコード止めを引くとスクリーンを操作できる「スマートコード式」。グリップを回すと昇降と調光を切り替えられる
- 「子どもが触れられないので安心感があります。長いコードがぶら下がらず、見た目がすっきりしているところもいいですね」とMさんが微笑みます。
外からの視線と冷気を和らげるロールスクリーン

家の中と外をつなぐ玄関まわりにも、小さなお子さんがいるM邸ならではの工夫がありました。
「玄関の正面にトイレがあるのですが、子どもたちはまだドアを閉めて入るのが不安だからと、ドアを開けっぱなしにすることが多いんです。でも、主人の帰宅時に外からトイレの様子が見えてしまうのが心配で、玄関にロールスクリーンを設置しました」
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スクリーンを下ろしておけば、お子さんがドアを開けてトイレに入っていても外から見られずに済む
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玄関横の納戸の目隠しにもロールスクリーンを活用。逆巻き仕様で壁面のようなフラットな印象に
玄関側・廊下側の双方から使用するため、表裏の意匠差が少ない生地を選びました。色は周囲の漆喰の壁に合わせて、自然と空間に溶け込ませています。
また、子どももよく通る場所なので安全性に配慮して、ここにもロールスクリーン「ソフィー」スマートコード式を採用。コードを引くだけで、どちら側からも操作できます。
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操作コードを引いた分、スクリーンが下がり、少し引くとスクリーンが自動的に巻き上がる
- 「ロールスクリーンのおかげで不安が解消できて、よかったです。それに、玄関からの冷気も和らぎ、家全体が暖かくなりました」とMさん。
ご主人も、「ロールスクリーンを下げると、玄関側と廊下側で温度が違う」と驚いていたといいます。
成長を見据えて選んだ、長く使えるウッドブラインド

2階の子ども部屋は、雨の日のお子さんたちの遊び場として、また友だちが遊びにきた際には客間として使われています。
お子さんたちの好みや将来を見据え、窓には白いウッドブラインドを取り付けました。
「子どもたちが好きなかわいいテイストに合いそうだと思ったんです。ウッドブラインドなら調光もしやすく、大きくなったときも使い勝手がいいかなと。それに、子どもがスラット(はね)に触れても、簡単に折れたり曲がったりしないのがいいですね」
お子さんたちにとっても、ウッドブラインドはお気に入りの存在のようです。また、Mさんはウッドブラインドをつけてから、光の見え方の変化に気づきました。
「布を通して入る光も素敵でしたが、スラットの間からすっと光が入るのも美しいなと思いました。あと、スラットの向きを変えて天井に光を当てると、ただ窓を開けるよりも明るいですし、やさしく光が広がるんです」
ウッドブラインド「クレール」コード式には、荷重がかかるとジョイント部分がはずれる「セーフティージョイント」を採用しています。万が一、操作コードがお子さんの身体に絡まった場合でも安心です。
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「セーフティージョイント」が外れても、簡単に元に戻せる
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ダイニングに採用したプリーツスクリーン「もなみ」コード式にも「セーフティージョイント」が備わる
家族にも、訪れる人にも安心な窓まわり

3年間悩み続けていた窓まわりを見直して、和空間にしっくりとなじみつつも、家族が落ち着いて過ごせる住まいになりました。
「今まで遊びに来てくれる友人たちに『まだカーテンが決まらなくて〜』と言っていたのですが、これからは心おきなく招待できます」と嬉しそうに話すMさん。
外からの視線対策に加え、小さなお子さんがいる家庭でも安心して使える窓まわりアイテムを選んだことで、家族だけでなく、訪れる人にとっても心地よい空間になったそうです。
「子どもたちのお友だちも遊びに来るので、安全に配慮されたアイテムだと心配事が減りますね。よそのお子さんが来たときも、気持ちに余裕を持って過ごせます」
家族の今とこれからを見据えながら、Mさん夫婦が思い描いていた“落ち着く家”が、ようやくかたちになりました。





Photo by Akiko Osaki/Written by なるほどブラインド編集部
2026.03.06 公開