サステナブルな目線で選ぶ
北欧流、窓まわりのインテリア
スウェーデン人のご主人と、9歳・7歳になる2人のお子さんと4人暮らしのFさん。北欧らしい環境配慮型の竹素材が好きで、竹のブラインドがあることを知りカーテンからブラインドに替えました。
今回はFさん邸を訪ね、明るくフレッシュなスウェーデンの家をイメージしたエコフレンドリーなインテリアと窓まわりを見せていただきました。
環境にも人にもやさしい
北欧インテリア
サステナブルなエコ素材の竹が好きで、インテリアに積極的に取り入れているFさん。
10年ほど前に購入したこの家は建売ですが、購入時は工事に入る前だったため、壁紙や床、建具などは自分たち好みの仕様に変えることができたと言います。
「スウェーデンの家は明るく、フレッシュな印象です。なので、自然とインテリアは白を基調に選びました」
窓にはこれまでシンプルなカーテンを付けていましたが、今回新たにニチベイのウッドブラインド「クレールグランツ」を取り付けました。
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「竹素材が好きで、家具や小物にも取り入れているのですが、ニチベイに竹素材のブラインドがあるのを知り、使ってみたいと思いました」とF さん。
竹は成長が早いため、環境配慮型の素材として注目されています。Fさんが選んだスラット(ブラインドのはね)は「バンブー」シリーズの「スノーホワイト」。北欧のインテリアにもしっくりなじむ窓まわりが完成しました。
リビング・ダイニングの照明は、今まで白いペンダントランプを使っていたのを窓辺がスッキリしたことをきっかけに、北欧デザインの木の照明にチェンジしたそう。落ち着きを感じる引き締まった印象になりました。 -
現代の暮らしにフィットした
和室にアップデート
2面開口がある和室には、もともと障子があり、お子さんが開けた穴を補修しながら使っていたというFさん。今回プリーツスクリーン「もなみ」に変更しました。
和紙のようなテクスチャーで、光を柔らかく拡散する生地は「きさら」シリーズの「クモイネズ」。意匠性と機能性を備えたプリーツスクリーンで、快適さを手に入れました。
寝室はホテルライクな
リラックス空間に
2階の主寝室にはフラットな形状のロールスクリーン「ソフィー」を設置。生地は遮光性の高い「エルデBC」シリーズの「シュガーホワイト」。さらっとした質感のバックコート遮光生地で、上品で洗練されたホテルライクな空間を演出します。
- 操作方法は、グリップを掴んで上げ下げする「プルコード式」と「チェーン式」を、窓の特性に合わせて使い分けています。
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寝室の窓辺にはスウェーデン人の夫のお祖母さまが作った作品を並べて飾っています。
「とてもクリエイティブな人で、拾ってきた石をペイントして、いろいろ作っていたようです」とFさん。
子供の好みを尊重した
2つのキッズルーム
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爽やかなブルーの壁が印象的な息子さんの部屋。「鳥好き」ということで、鳥モチーフのものがいっぱいです。窓はリビング・ダイニングと同じ竹素材のブラインドを選びました。
色は竹の美しい風合いを生かした「ナチュラルバンブー」。パイン材を使った家具とも相性が良く、ナチュラル感溢れる空間になりました。 -
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- 以前はカーテンを使用していましたが、ブラインドに変更したことで窓まわりがすっきりし、デスクが広く使えるようになったと息子さんも大満足です。
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娘さんの部屋は、とびきりガーリーな要素がいっぱい詰まった「ゆめかわ」テイスト。
もともと使っていたレースカーテンに合わせ、ロールスクリーン「ソフィー」を選びました。生地はクラシカルなダマスク柄が特徴の「シスク」シリーズの「ピンク」。光によって自然な濃淡の陰影が浮かび上がり、上品でクラシカルな空間を演出します。 -
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新しくなった部屋を見て、7歳の娘さんの第一声は『リッチみたい♪』。「柄も高級感があって、気に入ったようです」とFさん。
インテリアにおいても子どもの好みを尊重したいと言います。
エコフレンドリーな
スカンジナビアスタイルの窓まわり
竹素材を用いたインテリアアイテムはポピュラーで一般的なものになっています。自然を大切にし、環境への負担を少なくするというインテリアの観点はとても北欧らしいエコフレンドリーな選択といえるでしょう。
まとめ
※この記事は「北欧テイストの部屋づくり」no.43に掲載された原稿を再構成したものです。
2024.12.20 公開
ナチュラルな風合いを楽しめるウッドブラインド。環境にも配慮した素材かどうかが、選ぶポイントのひとつに。
竹素材のブラインドは、環境にも人にもやさしい窓まわりインテリアの提案です。