
次の世代に豊かな地球を引き継ぐために
ブラインドからはじめるサステナブルな暮らし
ここ数年、世界中で環境に対する意識が高まり、“SDGs”や “サステナブル”といった単語をよく耳にするようになりました。それに伴い、さまざまな企業から続々と、環境に配慮したアイテムが発表されています。
そこで今回は、ブラインドのニチベイがサステナブルな暮らしにおすすめの窓まわりアイテムをご紹介します。
サステナブルとは?
「持続可能な」という意味のサステナブル(Sustainable)。現在、いつまでも平和で豊かな地球を保つことを世界全体の目標とし、各国で地球環境を壊さず、資源を大切に使う取組みが推進されています。
サステナブルには環境問題だけでなく、人権や多様性、貧困、密猟などの社会問題の解決も含まれています。持続可能な社会には、地球上に存在するすべての生物が幸福であるべきだと考えられているためです。
つまり、サステナブルは地球上で暮らす人すべての生物が何十年、何百年後もしあわせに、そして豊かに暮らしていくうえで欠かせない取組みなのです。
今日からできるサステナブルな取組み

サステナブルな暮らしをはじめるにあたり大切なのは、環境と資源を守る“エコ”と、生物や環境、社会を思いやる “エシカル”な視点を持って行動することです。難しそうに感じるかもしれませんが、特別なものは何ひとつありません。
まずは、以下のアクションの中から1〜2つほど生活に取り入れてみましょう。
すぐにはじめられるサステナブルなアクション
- ・マイバックやマイボトルを持ち歩く
- ・地元で生産された食材を食べる
- ・フードロスを減らす
- ・ミツロウラップを使う
- ・使い捨ての食器やカトラリー、ストローを使わない
- ・再生素材や生分解性素材でつくられた商品を使う
- ・古着やビンテージ家具を使う
- ・ゴミの分別をする
- ・節電や節水を心がける
- ・ものを買うときは“長く使えるもの”を選ぶ
1回だけ行うのではなく、毎日の積み重ねが大切です。ご自分が無理なく続けられるものから取り組んでみてください。
サステナブルな暮らしにおすすめの窓まわりアイテム
環境に配慮した窓まわりアイテムを取り入れるのも立派なサステナブルなアクションです。
ここからは、ブラインドメーカーニチベイがおすすめのアイテムをご紹介します。
1森林保全に貢献できるFSC®認証材のウッドブラインド

ウッドブラインドをはじめ、木材を使用したアイテムを選ぶ際に注目していただきたいのがFSC®マーク。
- FSC(Forest Stewardship Council®、森林管理協議会)認証とは、「適切な森林管理」を認証する国際的な制度で、森林の管理を対象としたFM(Forest Management)認証と、製造・加工・流通の管理を対象としたCoC(Chain of Custody)認証で構成されています。
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対象商品のボトムレールに貼付されるFSCマーク
FSC®マークのついたアイテムの購入は、森林の環境を守る業者や自治体の支援になり、ひいては地球全体の森林保全に役立ちます。
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<フォレスト>(全3色)は、ツヤを抑えつつ、木目を生かした塗装で仕上げた天然木の美しさが魅力
- ウッドブラインド<クレール>には、スラット(はね)やボトムレールにFSC認証材を使用した<フォレスト>シリーズがラインアップしています。環境へ配慮しながらも、美しいインテリアに仕上がります。
2「グリーン購入法適合マーク」がついたファブリックアイテム

「グリーン購入法適合マーク」がついているファブリックアイテムを選ぶことで、プラスチックゴミの削減につながります。
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グリーン購入法とは、国や公的機関は環境負荷ができる限り少ない商品・サービスを購入しましょうという法律です。
「グリーン購入法適合マーク」は、グリーン購入法の基準に適応した商品に付与されるマークで、ファブリックではリサイクルポリエステルを25%以上使用したアイテムに与えられます。 -
左:インテリアファブリックス産業活性化協議会認定の「グリーン購入法適合マーク」 右:リサイクルポリエステル使用量が分かるニチベイ独自のマーク
グリーン購入法に適合している生地は以下のアイテムにラインアップされています。
・ロールスクリーン<ソフィー>:10シリーズ
・バーチカルブラインド<アルペジオ>:9シリーズ
・プリーツスクリーン<もなみ>:6シリーズ
さらに、カタログには1台あたり※のリサイクルポリエステル使用量をペットボトルの本数に換算して表記したニチベイ独自のマークも記載しています。生地選びの際は、ぜひチェックしてみてください。
※商品サイズは幅200cm×高さ200cmで計算
「グリーン購入法適合マーク」のあるおすすめ生地


- ポリエステルの一部を植物由来の原料から作られている成分に置き換えた<プランツ>。
植物由来の原料を用いることで化石資源の消費を抑えられる。ロールスクリーンとバーチカルブラインドに展開 - 麻のようなナチュラルな風合いで温かみが感じられる<ルオム>。
ロールスクリーン、バーチカルブラインド、プリーツスクリーンに展開 - <クルル>はランダムに糸を浮き沈みさせながら、ナチュラルでざっくりとした印象に仕上げた多機能な遮光生地。
ロールスクリーン、バーチカルブラインド、プリーツスクリーンに展開 - 裏面に光沢糸を配した<クオリア>は、透け感を保ちながら外からの視線を遮りたい場所に最適。
ロールスクリーンのみ展開
3エコロジーな素材として大注目のバンブースラット

竹は二酸化炭素を効率よく吸収し、酸素を排出するエコロジーな素材です。鉄筋の代わりに竹材を利用した竹筋(ちっきん)コンクリートという技術があるほど丈夫で折れにくいので、ウッドブラインドのスラット(はね)材としても活用されています。
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色によって印象が変わるバンブースラット。ナチュラルな色は竹特有の“ふし”や“すじ”が楽しめる
- バンブースラットは天然木のスラットよりも厚みが薄く、スラットをすべて畳み上げたときにできる「たたみ代」が小さくなるのが魅力です。また、木とはひと味違う豊かな表情が、空間にアクセントを添えてくれます。
一方で、竹は増殖や成長のスピードが非常に早く、放置すると周囲の森に陽射しが届かなくなり、ほかの樹木を枯らしてしまうため、森林破壊の一因とも考えられています。
近年、森林環境を適切に管理していこうと動きが強まっており、伐採した竹の活用が森林保全につながると注目されています。バンブースラットを採用することは、環境に配慮した選択と言えるでしょう。
4ハニカムスクリーンで電気の使用量を削減

エネルギー使用量の削減もサステナブルな暮らしには必要不可欠です。まずは、電気の使用量が多いエアコンの使い方を見直してみましょう。
エアコンの使用量が増える主な原因は2つあります。ひとつは窓から外気(熱や冷気)を室内に取り込んでしまうため。もうひとつは、エアコンで快適になった空気が、窓や窓枠の隙間から外に逃げてしまうためです。
よって、エアコンの使用量を削減させるには、窓まわりの断熱性を高めることが重要です。
そこでおすすめなのは、高い断熱性能を誇るハニカムスクリーンです。蜂の巣状のセルがたてに連なった立体構造の生地が空気層となり、夏の強い陽射しや冬の冷気の侵入をしっかりブロック。冷暖房効率を高め、一年中快適な室温をキープします。


ハニカムスクリーン<レフィーナ>を設置するだけで、夏の遮熱性能は約56%※、冬の断熱性能は約51%※アップします。
サステナブルだけでなく、エアコンが苦手な方、節約志向の方にも使っていただきたいアイテムです。
※スクリーンなしとの比較
まとめ
written by
なるほどブラインド編集部
2025.05.21 更新
サステナブルな暮らしは、日々の小さな行動の積み重ねによって実現します。
環境に配慮されたアイテムを選ぶのはもちろん、大切に使い続けるのも立派なサステナブルなアクションです。
ぜひ、お気に入りのブラインドを見つけて、長く愛用してくださいね。