
次の世代に豊かな地球を引き継ぐために
ブラインドからはじめるサステナブルな暮らし
SDGsとともによく耳にするサステナブル。最近、食品や衣類など環境に配慮された商品をよく見かけるようになりましたよね。インテリアメーカー各社も、次々とサステナブルなアイテムを発表しています。
そこで、今回は最新のサステナブルなブラインドをご紹介します。人にも地球にも寄り添う暮らしを窓辺からはじめてみませんか。
サステナブルとは?
「持続可能な」という意味のサステナブル(Sustainable)。いつまでも平和で豊かな地球を保つことを世界全体の目標とし、各国で地球環境を壊さず、資源を大切に使う取組みが推進されています。
サステナブルには環境問題だけでなく、人権や多様性、貧困、密猟などの社会問題の解決も含まれています。なぜなら、持続可能な社会には、地球上に存在するすべての生物が幸せであるべきだと考えられているからです。
今日からできるサステナブルな取組み

では、サステナブルな社会を目指すにあたり、私たちには何ができるのでしょうか?サステナブルな暮らしをするうえで必要なのは、環境にやさしいエコと、生物や環境、社会に対して配慮するエシカルを意識することです。
難しそうに感じるかもしれませんが、今日からはじめられるサステナブルな行動はたくさんあります。
- ・マイバックやマイボトルを持ち歩く
- ・地元で生産された食材を食べる
- ・繰り返し使えるミツロウラップを使う
- ・使い捨ての食器やカトラリー、ストローを使わない
- ・再生素材や生分解性素材で作られた商品を使う
- ・古着やビンテージ家具を使う
- ・ゴミの分別をする
- ・電気やガス、水道の使用量を減らす
- ・物を買う時は“長く使えるもの”を選ぶ
すでに実践されている行動もあるのではないでしょうか。まずは、ご自分が無理なく取り組めそうなものから、チャレンジしてみてくださいね。
最新のサステナブルなブラインド
日々の暮らしの行動はもちろん、住まいにもサステナブルなアイテムを取り入れてみてはいかがでしょうか。環境に配慮するだけでなく、インテリア性や快適性も高められますよ。
ここからは、ブラインドメーカーニチベイがおすすめするサステナブルなブラインドをご紹介します。
1FSC®認証材のウッドブラインド

木材を使用したアイテムを選定する際は、FSCマークの有無をチェックしましょう。FSC(Forest Stewardship Council®、森林管理協議会)認証とは、「適切な森林管理」を認証する国際的な制度です。
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FSC認証は、森林の管理を対象としたFM(Forest Management)認証と、製造・加工・流通の管理を対象としたCoC(Chain of Custody)認証で構成されています。
FSCマークのついたものを選ぶことで、森林の環境を守る業者や自治体の支援となり、ひいては地球全体の森林保全へとつながります。 -
FSCマークがあるアイテムを選ぶと森林保全活動の支援に
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落ち着いた木の温かみを感じる質感の「フォレスト」
- ニチベイのウッドブラインド「クレール」にスラット(はね)やボトムレールなどにFSC認証材を使用した「フォレスト」が新登場。天然木の美しさが感じられるシリーズです。ツヤを抑えつつ、木目を活かした塗装で仕上げています。意匠性も、環境にも良い一石二鳥なスラットです。
2グリーン購入法適応スクリーン

バーチカルブラインドやロールスクリーン、プリーツスクリーンを購入するときに注目していただきたいのが「グリーン購入法適合マーク」。グリーン購入法は、国や公的機関は環境負荷ができる限り少ない商品・サービスを購入しましょうという法律です。
「グリーン購入法適合マーク」はグリーン購入法の基準に適応したマークで、リサイクルポリエステルを25%以上使用した生地に付与されます。
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グリーン購入法適合生地は、バーチカルブラインド「アルペジオ」は9種類、ロールスクリーン「ソフィー」は11種類、プリーツスクリーン「もなみ」は6種類もラインアップ。さらに、カタログには1台あたり※のリサイクルポリエステル使用量をペットボトルの本数に換算して表記したニチベイ独自のマークも記載されています。カタログを見る際は、ぜひチェックしてみてくださいね。
※各商品サイズ:商品幅200cm×高さ200cm -
左:インテリアファブリックス産業活性化協議会認定の「グリーン購入法適合マーク」 右:リサイクルポリエステル使用量が分かるニチベイ独自のマーク
3エコロジーな竹でつくるバンブースラット

環境配慮型の素材である竹が使用されたアイテムを購入するのも、サステナブルな行動です。竹は適切な管理がされていないと、森林破壊の原因になります。
竹は世界中で1番成長が早いとされる植物です。竹が増殖・成長をしすぎると、陽射しが森全体に届きにくくなり、他の樹木をすべて枯らしてしまいます。木の根が張っていない山は地盤が弱く、土砂崩れが起きるおそれも……。そのため、竹を活用する=森林保全になると注目され、竹素材の商品が増えてきています。
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色によって印象が変わるバンブースラット。ナチュラルな色は竹の“ふし”や“すじ”が楽しめる
- 竹は丈夫で折れにくい素材です。昔は鉄筋の代わりに竹が使われていたほど強度があります。強度がある分、スラット(はね)はより薄くなっており、一般的なウッドブラインドに比べたたみ代が小さくなるのもメリットです。
4電気代節約の強い味方ハニカムスクリーン

サステナブルな暮らしをするなら、電気の使用量を減らすのもおすすめです。とくに、電力をたくさん消費するエアコンの使い方を見直してみましょう。
夏の暑さと冬の寒さは窓からやってきます。窓辺の断熱性を高めることで、エアコンの使用を減らせます。
高い断熱性能を誇るブラインドといえば、ハニカムスクリーン。蜂の巣状のセルがたてに連なった立体構造の生地が空気層となり、夏の強い陽射しや冬の冷気の侵入を防いでくれます。


ハニカムスクリーンを設置するだけで、夏の遮熱性能は約56%、冬の断熱性能は約51%アップします。(スクリーンなしとの比較)
サステナブルだけではなく、エアコンが苦手な方、電気代を節約したい方にも最適なアイテムです。
まとめ
written by
なるほどブラインド編集部
2024.06.14 更新
環境に配慮されたアイテムを選ぶのはもちろん、長く使い続けることもサステナブルな行動です。ブラインドは適切に扱えば、長期間使用できます。
ぜひ、お気に入りのブラインドを見つけて、長く愛用してくださいね。