
気分を変えたい春だから
窓まわりを素敵にイメージチェンジ
こだわって選んだ家具や照明、雑貨など、お気に入りのインテリアをさらに高めてくれるのが、「窓」の存在です。
今回は、ウィンドウトリートメントを買い替えたHさん邸にお伺いし、こだわりのインテリアと窓まわりを見せていただきました。
北欧のビンテージ家具に囲まれた住まい
住宅購入をきっかけに、インテリアに興味を持ち始めたというHさんご夫婦は、都内の建売住宅にお住まいです。インテリアは北欧をベースに、ゆっくりくつろぎたいLDKや寝室はクラシカルなテイストに、仕事や趣味をする部屋はモダンなテイストにし、生活のスタイルに合わせてメリハリをつけています。
中でもリビング空間がお気に入りで、ウェグナーのソファ、カイ・クリスチャンセンのウォールユニット、グレーテ・ヤルクのコーヒーテーブルなど、チーク材のビンテージ家具で構成。雑貨もチークに合うものを選ぶようにしています。

こだわりのインテリアを引き立てる調光ロールスクリーン
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- この家で暮らし始め、間もなく10年を迎えようというタイミングで、ご夫婦はウィンドウトリートメントを見直すことに。こだわりの空間に選んだのは、ニチベイの調光ロールスクリーン「ハナリ」。2種類のレース生地と不透明スラット生地からなる3層構造を通し、包み込むように空間に広がる柔らかい光がビンテージ家具をより一層引き立てます。
「以前は白いロールスクリーンを使っていましたが、淡いベージュを選んだことで、部屋に温かみが加わり、心地よさがアップしました」とHさん。
不透明生地の角度調整により射し込む光は、空間をやさしく満たし続け、時間の流れや季節の移ろいを感じさせてくれます。
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ゆっくりくつろぎたいリビングは窓まわりもシンプルに
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ブラインドのように調光し、ロールスクリーンのようにすっきり巻き上がる「ハナリ」
たてのラインが美しく、空間を広く見せるバーチカルブラインド

玄関には珍しい大きな窓を備えたH邸。この窓にはたてのラインが美しいバーチカルブラインド「アルペジオ」をチョイス。「ブラインドを開けて光を取り込むのが朝の日課です」とHさん。
左右どちらからでも操作できるよう、操作コードが両サイドにある「両側開閉操作」仕様にしました。
生地は夏場の暑さを考慮し、遮熱性能を付加した「リーチェ遮熱」。麻糸を粗く織立てたような風合いと艶やかな光沢感が魅力です。適度な透け感で開放感が保たれています。
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オプションのレールカバーで上部からの光漏れを軽減。窓枠の内側に設置したことで、すっきりとした印象に
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ルーバー同士を連結するコードがない「シングルスタイルミニマルウエイト」。ウエイト部が小さく薄いので、たてのラインがより美しく見える
1台2役のツインスタイルで、住みやすさアップ

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シースルー生地は暑い陽射しを和らげる「デリス遮熱」シリーズの「ブライトホワイト」。操作チェーンは窓枠内におさまる長さにオーダー
- 長引くコロナ禍で、リモート環境を整えたHさん。窓にはプリーツスクリーン「もなみ」のツインスタイルを選びました。上下に透け感が異なる生地を配置することで、1台2役の機能で光を多彩にコントロール。昼は光をしっかり取り込み、夜は外からの視線を遮ることができて安心です。
北欧デザインの家具や照明に合わせ、グレイッシュトーンの上質な生地をコーディネート。空間に統一感が生まれました。
寝室にはシースルー生地と不透明生地を上下に配置したツインスタイルのハニカムスクリーン「レフィーナ45」を設置しました。生地の組み合わせは、上側がプリーツシースルー生地の「デリス遮熱」の「ブライトホワイト」。下側がハニカム遮光生地「オストル」シリーズの「ボルドー」(※現在は廃止色)。Hさんの好きな色でインテリアの調和を図り、落ち着いた雰囲気を演出しています。
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シースルー生地を少し下ろしておくと、日の出とともに上部から光が入り気持ちよく目覚められる
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ぐっすり眠りたい方は全面遮光生地で。ハニカム構造が空気層になり、一年中快適な室温をキープ
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寝ながらでも操作できるように、操作チェーンを長めにオーダー
まとめ
※この記事は「北欧テイストの部屋づくり」no.38に掲載された原稿を再構成したものです。
2023.4.13 公開
春は何かと新調したくなる季節。ウィンドウトリートメントを変えて、部屋の印象をブラッシュアップしませんか?