
柔らかな光と空気感に包まれる
調光ロールスクリーンのある部屋
やさしいファブリックの質感を楽しみながら、ブラインドのように光を調節できる調光ロールスクリーンの「ハナリ」と「レユール」。おしゃれで快適な空間をつくり出す、窓まわりの新定番です。
今回は、調光ロールスクリーンをふんだんに取り入れたお宅を取材してきました。窓まわりを検討中の方はぜひご覧ください。
シンプルな中に自然の心地よさを感じる

緑に囲まれた穏やかな環境に佇む都心のマンション。この家は、北欧を中心としたロングライフデザインのアイテムを扱う「フリーデザイン」のオーナー、井川雄太さんの住まい。アアルトの自邸からインスピレーションを受けたというインテリアには、ミッドセンチュリー時代の家具や一点物のアートピースがゆったりと置かれ、美しいハーモニーをつくり出しています。
窓の外には、刻々と変化する日の光、風に揺れる木々、時が経つのも忘れそうになる贅沢な時間がここには流れています。
淡く繊細なレースが洗練された
雰囲気を生み出す「ハナリ」

LDKの窓辺に選ばれたのは、調光ロールスクリーン「ハナリ」。レースカーテンのような柔らかいファブリックの風合い、空間になじみのよいベーシックな色味が洗練されたインテリアを上品に引き立てます。
「ハナリ」は、前後2枚のシースルー生地の間にブラインドのはねの役割をするスラット生地が入った立体構造。ブラインドのようにスラット生地が回転するので、光や眺望を細やかにコントロールできます。昼間は外からの視線を遮りつつも、ふんわりとした柔らかい光が空間に広がります。
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手に触れる操作コードは抗ウイルス・抗菌加工が施されています。
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伸縮性の異なるフロントレース生地とバックレース生地によって、巻き取り時のシワと不快なモアレ(干渉縞)が抑えられています。
朝の光をやんわり感じて
自然に目覚める「レユール」

外の緑が見える気持ちいい寝室には、古道具屋で見つけた70年代の日本のナショナル製のペンダントランプや稲熊製作所のテーブルランプが空間に温かみを添えています。
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窓には調光ロールスクリーン「レユール」。ボーダー状に組まれたシースルー生地と不透明生地の重なりを変えることで調光できます。
昼はシースルー生地同士を重ねて視線を遮りつつ光を取り入れ、夜は不透明生地を重ねて光をシャットアウト。朝になると外の光をやんわりと感じるので、自然に目覚められます。 -
前後に配置されたボーダー状のスクリーンを上下に操作し、重なり幅を調整することで、光をコントロール。
光と風を感じながら
豊かな時間を手に入れる「レフィーナ」

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好きなことを好きなだけできる「第二のリビング」のような書斎を持つことが、家探しの条件だった井川さん。ここに仕事、読書、音楽鑑賞、映画観賞、レコーディングスペースを設けました。
この書斎の窓には、ハニカムスクリーン「レフィーナ」のアップダウンスタイルが配されています。
アップダウンスタイルは「上部のみ」「下部のみ」「上部と下部の両方」と開け方がさまざま。視線を遮りながら、採光と通気や外の景色を楽しめます。
- ハニカムスクリーンはその名の通り、蜂の巣形状の立体生地。蜂の巣部分の空気層が断熱材の役割をするため、冬の寒さ対策・夏の暑さ対策にも効果を発揮します。室内を快適な温度に保てるため、仕事や趣味の空間に最適です。
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空気層が断熱材の役割をし、快適な室温をキープします。
まとめ
※この記事は「北欧テイストの部屋づくり」no.33に掲載された原稿を再構成したものです。
2021.9.29 公開
調光ロールスクリーン「ハナリ」と「レユール」。どちらも1台でプライバシーを守りながら光を取り入れられるので、とても便利です。また、見た目もシンプルで、さまざまなテイストのインテリアに合わせられます。
自宅の窓に「調光ロールスクリーン」をつけて、心地よい暮らしをはじめてみませんか?