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ニュートラルカラーで窓まわりをすっきり整える

新築の建売住宅を少しずつDIYしながら、自分たちらしい住まいにブラッシュアップして暮らすNさん。家のいたるところに配されたこだわりの家具や小物が引き立つよう、窓まわりは壁と同じ白で統一し、すっきりと整えています。
今回はNさん邸を訪ね、主役を引き立てる白を基調としたニュートラルな窓まわりを見せていただきました。

ディテールにこだわった洗練されたリビング・ダイニング


家具を主役に考えたというN邸のリビング・ダイニングの窓は、壁になじむよう白を基調としました。「白と言っても純白やアイボリー系など様々なので、どの白にするか。自分たちなりにこだわって選びました」とNさん。

ダイニング側の腰高窓には、ウッドブラインド「クレール35」を採用しました。天然木のやさしい質感が空間に温かみを添えるだけでなく、スラットと呼ばれる「はね」が一般的な幅よりもスリムでより繊細に光を調節できます。

  • シンプルですっきりとした空間の中に、温かみを添えるウッドブラインド。N さんが大切にしている一点ものの家具や小物、PH ランプとも好相性です。
  • ループ状の操作コードに付属されているクリップ(コード留め具)。お子さんの手の届かない位置に束ねてまとめることができるので、安心です。
  • リビング側の掃き出し窓には、ニュートラルカラーをアクセントに加えたバーチカルブラインド「アルペジオ」を採用しました。透け感の異なる2 種類のルーバー(はね)をL字に組み合わせた「バックレーススタイル」で、テキスタイルならではの質感とやさしい光の透過が魅力です。天井付けにすることで、縦のラインが強調され、部屋が広く、開放的に感じられます。
  • ブラインドの操作方法は片手で操作できる「バトン式」。操作位置が高いので、小さいお子さんのいるN 邸でも安心して使えます。
  • バーチカルブラインドは窓枠より高く天井面に設置。すらりと伸びる縦ラインが天井を高く見せ、部屋が広く感じられます。
  • ルーバーを連結するコードがない「ミニマルウエイト」。お子さんが引っかからず安心です。
  • 冷暖房効率アップのため、リビング階段にロールスクリーン「ソフィー」を設置。昇降操作の際、手すりや安全ゲートに干渉しないようオプションの「逆巻き仕様」としました。巻取り部も見えないのですっきりとした印象になりました。

仕事環境を整えるクールなアルミブラインド



  • ご主人の仕事部屋は“北欧のオフィス”をイメージして、正面の窓にはロールスクリーン「ソフィー」、デスク横の窓にはクールな印象のアルミブラインドを取り付けました。

    「ソフィー」の生地は光を室内全体に拡散させる効果がある「サンディ」をチョイス。お気に入りの小物を並べた窓辺は、仕事部屋の癒しスポットです。
  • コード止めを引くだけで昇降操作が簡単にでき、またグリップを回すことで調光操作ができます。
  • アルミブラインド「スマートタッチグランツ25」は昇降と調光を1本の操作棒に集約し、コードが露出せずすっきりとした印象。
    「座ったままちょっと手を伸ばせば、ブラインドの調光操作ができて機能的です」とご主人。お子さんはこの窓から電車を見るのがお気に入りだそう。

寝室はグレーの濃淡が落ち着いた雰囲気に



  • 水色のアクセントウォールに、VOKKO のビンテージファブリックを掛けた3階の主寝室には、白とグレーの濃淡を組み合わせたバーチカルブラインド「アルペジオ」ミックスルーバーを設置。
    不透明生地は「フェスタⅡ」、レース生地は「ミラーレース遮熱」。単色とは違った上品で落ち着きのある窓まわりが完成しました。
  • すらりと伸びるブラインドからやさしく差し込む自然光。気分や時間に合わせて美しいひとときを演出します。

キッチンの小窓は自由なキャンバス



  • スマートコード式の操作部はループしたコードやチェーンの垂れ下がりがないため、安全性が高くシンプルですっきりとした見た目。
  • キッチンの小窓にはちょっと遊び心を加えて、北欧風デザインのロールスクリーンを。
    鳥のような模様がリズミカルに連なる「マトカ」は、コーディネートしやすい淡い配色で、日々の暮らしにちょっとした変化と楽しさをもたらしてくれます。

プライバシー確保とインテリア性を両立したサニタリー



  • 夜間の室内からの光漏れが気になっていたという1階の浴室と洗面室の窓に、新しくブラインドを設置。浴室は水に強い耐水性のアルミブラインド「セレーノオアシス25」、洗面室は遮光生地のロールスクリーン「ソフィー」。
    機能性・デザイン性を兼ね備えた商品を選ぶことで、調光やプライバシー保護だけでなく、空間演出の役割も担っています。
  • スラットの色は木目調の「ナチュラルウッド」。突張る力で固定する「テンションタイプ」なので、ネジを使わずに取り付けが可能です。
  • ロールスクリーンの生地は、裏面にコーティングが施された遮光性の高い「グランフォートBC」をチョイス。
  • スクエア型のウエイトバーが窓をシャープに演出します。
まとめ

白を基調としたニュートラルな窓まわりアイテムが、主役となるインテリアを引き立て、空間に奥行きをもたらしました。また、素材の異なる窓まわりアイテムも、同系色でまとめれば空間にすっきりとなじみ、用途に合わせて使い分けることで、より快適な住まいを作ることができます。

※この記事は「北欧テイストの部屋づくり」no.46に掲載された原稿を再構成したものです。

2025.12.05 公開

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